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続バトルロイヤル

『凄いですね。』

『何だよ・・・あの立ち回り・・・』

『見えてるのかしら・・・。』

 リョーが魅せる卓越した体捌きや戦闘時における場所取りなどが完璧なのだ。驚くのは無理が無いとは言え相当に動転しているのが分かるが

『ミィーナあれはまさか?』

『流石に出来ないでしょ・・・出来ないわよね、ミィーナ!?』

 GLが見れば出血多量死で死んでもおかしくない光景が繰り広げられたが追い詰められた本人も驚いている。

『いや・・・流石に私もかなり難しいし厳しいは思うけど・・・』

『出来る事を否定して欲しいな。いや冗談だ。だからそのバールのようなものを仕舞え。』

 ・・・頭が痛くなってきた。にしても君たちよく人のネタばらしをしてくれるね。如何でも良いけどさ。

『で出来るの?出来ないの?』

 アイさんの声のトーンがいつもより真面目です。ちょっと流石に俺も背筋が伸びたぞ。

『ほぼ不可能だけど・・・兄さんなら出来るはず。元々兄さんから盗んだ技術だし』

 それさえも俺のオリジナルでは在りませんがほぼオリジナルの領域に辿り着いている。あの技はこちらでも通用する事が既に確認されているので最初から全開だ。

『まぁ遠距離攻撃が増えれば出やすいんでは?』

『どうでしょうか?私は使い手として言わせて貰いますが長柄武器とりわけ薙刀はパリングには向いてませんよ。』

 そうそれがあるからってそうじゃね。何故俺を1人狙い撃ちにする。おかげで目立ちたい放題なんですけど・・・辛い。というかこのゲーム銃あるんですねお陰で対処がしづらいよ。その所為で俺は魔法をさっきのロックバースト以降使えていない。マナを打ち出す魔砲もだ。

『・・・心境聞いてみる?』

 駄目だコイツら・・・。

『えっ!?いや流石に無理ですよね?』

 そりゃ当然だ。フレンドメッセージは封じられているのだ、解説者の方が。

『?別にリョーと私は虚空でやり取りする時はソレ使っただけだし』

 いやそれ違う。お前が焼き付けただけ・・・。な~む。

『じゃあコール』

 マジで繋ぎやがったコイツら。ただソレは俺の秘策が完成したのと同じタイミングだ。

『言いたい放題だな。・・・見せてやるよ!精剣士の真髄を』

『・・コレ切れてるわ、兄さん。』

『ぶっ飛べ、有象無象』

 対軍規模用戦術級黒魔改『マナコンバートブラスト』

 それは俺以外の参加者を血に染め上げ蒸発させた。


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