剣の記録器 2章
「マスター今日既に神授の迷宮1階層10、20階が恋歌の魔道騎士と勇者によって攻略されました。」
『報告ありがとう。ルーシー。二日目からとは意外だしさくらの狙いが分からないが初日殺しを終えて恋歌の魔道騎士の実力はほんのわずかながらそれでいて確かな能力が身に着いたはずだ。全盛のステータスに遠く及ばないながらも神書 クラウンリーゼーがあるチェルンにアレに気付いたリョー。あの5人なら別に49階までなら余裕だろうね。流石にレイドボスにはマテリアルが必要だろうし。』
「では何も対策は必要ないと。経験値クリスタルの件同様に。」
『そうだ。まぁいくらアイツらでも無理だろう。次の町を解放するボスは。それに面白いものも見れたしね。虚空の指揮官の正体もわれたことだし。流星剣に時空剣さらには剣神に剣聖である俺を超えて貰う必要がある。それでこそ創界を持つ邪神でありながら創造を司る聖神。全てのピースがハマるのを見るか。錬金神をも喰らった史上最強の短剣とその主を。』
そしていつか訪れる。全ての変換点を全く選択肢の無い第三を創り出せる片倉亮哉とその周囲に居る女性にささやかながらの祝福を。
剣の記録器 2章。




