エクスカリバーと上級職って何の事?
GMコールは・・・・しても意味無いよな、コレ《石像》は。
オブジェクトだし何より俺の像には聖魔闘邪剣エクスカリバーver神という複合剣だ。聖剣エクスカリバー・魔剣エクスカリバー・闘剣エクスカリバー・邪剣エクスカリバー・神剣エクスカリバー・神殺短剣 グランド ロスト アメンジャを合わせた者である。ちなみに現在は全て神殺短剣 グランド ロスト アメンジャに吸収されており錬金神も喰らっており魔王の魂もこの剣で斬り払っている。
いやそんな事は如何でも良いアレの母体は霊剣だ。下手すると・・・・
「私霊器手に入れる事が怖いんですが・・・。」
「同感だ。というかエクスカリバー事件はマジでもうしたくない。」
支配者の剣を意味するエクスカリバーを争って戦う気はもうない。
冒険者ギルド
それはクエスト斡旋場でもあり職業に応じて別のギルドを斡旋したりする場所で最初の職業はここで決めれるらしい。
職業にはメインとサブがありそれによってステータスの成長も変化するらしい。また俺の持つ筋力増強などのステータス強化スキルもそこに影響するらしい。いろいろと面倒だな。
というか俺封印状態でも1000のステータスにLCKは測定不能。現段階でも最強の座に近い。
多分だが・・・・。
「行きますよ?リョーさん」
「わかった。」
中は三階建てで受け付けの数も同じ。それどころか間取りさえ全くもって同じだ。
となると・・・・。
(だよな。一也の持つ美徳聖剣セブンスローマの封印石もあるよなそりゃあ。)
いや待て待ちあがれ。俺でもセブンスローマは扱えない。聖魔剣ダヴルセブンスなら8割ほど扱えるが・・・。
(霊器は必要不可欠もしくは把握して結界を解くか亜粒子状に飽和分解か。いずれにしろアイかチェルンもしくはミィーナにティアとこれまた見事にバラけたな。エドウィードの流星剣を同時に放っても壊せるだろうが・・・・それでも空けれるのは数瞬この外が如何なっているかも解らない上町の外では当然モンスターも湧く。死に戻りの地点も不明だ。)
「リョー・・・貴方気付いたわねソレに。」
「まぁ嫌でも目に付くな。封印石も錬成で無いといろいろと面倒だし。大罪魔剣の方なら簡単に掌握出来るんだろうけど・・・。これってあの状況だよな。」
「えぇ近いわ。確かに10人揃っている訳じゃないけどだからって攻略できるか?さっきの流星剣と俺達でもDPSも違うし何より布陣が前衛4中後衛が2ずつの8人。精霊王が通用するか分からないから精霊化もなし。仮にできたとしても此処に居るのは創もしくは刻。適応できるのは俺とミィーナだけ。クリアさせる気あんのか運営?」
「如何でしょうね?ほらささっと登録済ませなさい。」
確かに今までいろんな場所で油を売っていた為かギルド内に人は俺たち以外居ない。が何故か先を急かすチェルンの言うように受付の方に向かう。
!そう言えば俺がカードを発行した時って・・・ヤバ。
「・・・今思い出したんだが・・・」
「何よ?」
「確か冒険者登録もしくは再発行の時って討伐記録見られるよな?」
「あっ!?」
「次の方この水晶に手を翳して下さい」
「はい。」
如何かそこまで反映されてませんようにそう願いながら水晶に触れる。まだ何か忘れているような・・・・。
「そう言えばリョーさん。」
「何だいティア?」
「その水晶で職業適性とステータス・称号が控えられるんですけど大丈夫ですよね?」
「「あ!!それか(ね)。」」
何かつっかえていたものが取れた気分だったが・・・。
「はぁ!!何者なんですか貴方は!!??」
ギルドの受付嬢が叫ぶ。
水晶には聖騎士 闇騎士 賢者 聖者 狂戦士 武将 狙撃師 調教師 暗殺者 大商人 などなど超大量の職業候補が存在していた。
うんコレ上級職とかだわ。
更に外道に近いような称号。
その下には大量のモンスター(VRMMORPGでは moving objectを略してMOBやモブと呼ぶらしい)の討伐記録。
その中には金亥に朱卯もある。
確かに叫ばない方が可笑しいなコレは。




