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魔物大行進

「にしても精剣士とは豪く大物を連れて来たな。ってもう5分もねぇのかよ。」

「速い。それもこの状態じゃギルドはまともに機能していないしクランだってまだ組める訳じゃない。」

 と考察に入る2人。って魔物大行進は無視ですか?

「エドさ~んさぁさっと来ないとってミィーナちゃんたちじゃない。珍しいね。」

 と女性2人に男性1人が門の方から来る。

「珍しい?あぁ~リョーさんの事ね。確かに珍しくはあるけど例の新人だから。」

「ほう。にしてもユニーク持ち三人のパーティーに大型新人ね。これは期待できそう。」

 と冷静に分析するのはジャック。斧盾だからタンクだな。にしても他の二人は何でこうも遠慮なく俺に近づいてくるんだ?


 アイツらにバレなきゃあ良いが。


 と2人のうち片方は和風な服着ているリーゼ。多分純魔法職。でもう片方エリカ。軽装だからスカウト職だな。にしても何故?


「2人がそこまでの興味を見せるなんて珍しいな?そんなレアか。」

 助け船の出し方が間違っているような気がするぞジャック。

「「凄いレア!」」

「何がだよ!」

 昂奮している2人に俺は思わずツッコミを入れる。

「凄い。」

「だよね。あの二人って彼女・嫁にしたいランキングのそれなり上位者だしプロゲーマーだからああも適応できるのが凄い。」

 何だよそのランキング。後速く止めてくれ。アイとティアよ。女子がそのランキングについて・・あの2人ならそっちに乗っている可能性もあるな。美少女だし。

「じゃあ行こうか・・って何しているんだ?」

 と俺を見る視線は何か憐れんでいるような・・・気の所為だよな?

「あっまたサーチしている。」

「・・・プロゲーマーってこんなもんなのか?」

 独り言のように呟き周囲を観察すると微笑を浮かべる他のメンツ。



 AWOって人外魔境と評されるのはプレイヤーが人外魔境だったのかと納得した。




 あの後俺たちは即座に移動し門の前で魔物を待ち受ける。流石に2分くらいでは陣が書けないので先制攻撃の威力は期待できないが鷹の眼が見渡せる範囲はマナ・ピアスなら余裕で射程の範囲だ。

「リョーさん大丈夫ですか?」

 隣に居たアイがそう心配してくる。まぁプロゲーマー集団の中に居たら不安になるか・・・一般人なら。

 その点、俺は戦闘経験のみを見ればグルカルトの数年とデスゲームで3年。模倣能力で相手の能力次第だが雑魚であるなら30秒打ち合えば癖が掴めるとの事を伝えたら呆れられた。


 土煙りが起きだし魔物の影を捕らえる。

 それは俺にとっての現状捉える事が出来る最高距離。

「魔力よ 無となりて 吹き飛ばせ FMS」

 今のは簡単に言うとただ魔力を練って飛ばしただけの魔弾。だがそれはダミー詠唱であり実際はマナが許す限り撃てる。



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