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兄妹の眼

 眼を発動させあたりに目立ったものが無いことを確認し3人娘の元へと戻る。

 すると何やら話しこんでいた。

「あっリョーさん偵察御苦労さまです。」

 と俺レベルに目の良さを持つミィーナが声を掛けて来た。

 ちなみにどの位かと言うとTCGトレーディングカードゲームで相手の手札を相手の目の反射で見てそこから戦術を立てると言うチート級だ。ちなみに美波とやると互いに妨害し合うので決着の付き方がデッキアウトやライブラリアウトに倣う山札切れというのが6割近い。更に言うと美波以外には9割9分9厘の確率で勝てる。ちなみに1厘の確率で負けるのはデッキ破壊阻止カードをデッキ破壊で落とされる事だ。


 閑話休題


「助かった。君たちがいなければ私たちは全滅していたであろう。礼を言う。」

 そう言いながら手を差し出し握手を持ちかけるおっさん商人ジーンさんはそう言った。

「いえいえ、気にしないでください。元々悪いの盗賊なのですから」

 俺はそれに応じた。だが主な交渉はミィーナに投げる。

 と思っていたのだが何故か俺ばかりを注視する。

「見えないですね。」

 と小声でつぶやく。

 見えないね。こっちが視た限りじゃあの種族の先祖返りという訳でもなさそうだしそれにステータス制限を受けるレベル制のこのゲームではそう恥ずかしいステータスではないが全てを視る事が出来るのなら表がはがされるととんでもないから魔力をはじいてるだけだけど。


「良かったら町まで護衛してくれない?」

 ミィーナはその回答を俺たちに促す様に見て来る。2人とも大丈夫だと言うので俺もそう返す。こう言うのは経験者に合わせる方が楽だからな。

「えぇ、その依頼引き受けましょう。」

 こうして街に戻り検問所の前まで来た。

「ミィーナちゃん丁度いい時に来た。早く街には行ってくれ。」

 と大学生くらいの男性の声がする。

「ってエドウィードさん!ということは流星剣全員いますか?」

 と慌てる俺以外のメンツ。その中には当然周囲に居たプレイヤーはジーンさん一行も含まれる。




 コレ何?


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