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モテない俺でも彼女が欲しいんだ!  作者: ちくわ。
1 ただ俺は君が振り向いてくれるだけでいい
4/4

NO.4という名の近況報告

最近全く執筆活動していなかったので、腕が鈍っています。というわけなので、非常に短い上に飛んだ方向へ曲がってしまっています。

どうも、お久しぶりです。俺のこと、覚えていらっしゃいますか?尾田太一です。

最近、大きな出来事があったので、お知らせしに来たでござんす。


何かというと……。

俺たちのクラスに、女の子が、女の子が転入してきたのですよ!!ハア、ハア……。大事なことなので2回言ってしまいましたよ。

しかも、きんぱ……ブロンドと言うのですかね?俺っていう奴は、知りたての言葉をすぐに使いたがる男なんです。

まあ、とにかく美人さんなんですよ!しかも結構などじっこぶり。この容姿と性格のギャップに萌え、けふんけふん、はまってしまうのです。(前にギャップ萌でクラスメートの小舘に痛い目にあったけど。)

ようし、早速話しかけてみよう!



「転入生の川島杏樹かわしまあんじゅちゃんだよね?俺、尾田太一っていうんだ。よろしくね。」

とりあえず、当たり障りの無い自己紹介から。最初からぶっ飛んだ自己紹介をして、自爆している奴が多い。まずは好感触を掴める様に……。

「尾田くん?あ、トーマから聞いてるよ。こちらこそよろしくね。」

お、悪くない。しかも超美声とは……。ポイント高すぎです。

ん?待て。“トーマから聞いてる”とは何だ?

あ。思い出した。トーマというのはクラスメイトで生徒会副会長の榎本十馬えのもととうまで、杏樹ちゃんはどういうわけか、榎本とひとつ屋根の下で生活しているんだった!

ということは、最初から杏樹ちゃんを落とすのは不可能だということか!

あ~あ。終わった。



と、思っていた俺の神様からのプレゼントが!

初めて杏樹ちゃんに話しかけてから1ヶ月は経とうとしていた頃。なんと、なんと!読書部に入部してくれたのです。うっひょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

おっと、すみません。つい、感情が先走りましてね。

だけど、入部の際、榎本、というより生徒会からの通達が。

「読書部の活動率が他の部活動に比べて非常に低いです。部活動活性化を図るこちら側としては大変困ります。ということで生徒会からの命令により、週最低2回は部活動を行うこと。それに従ってください。なお、部長を川島杏樹が務めること。いいですね?」

榎本の目は本気まじだった。その圧力に逆らえず、俺はぶんぶんと首を縦に振った。



こうして、ブロンドの転入生とあまり距離が縮まらなかったのであります。 (続く)

読んでくださりありがとうございました。この作品のことはすぐに忘れてくださいね!

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