過去から未来
ただただ、好きな人を愛すること。
それが、誰かを悲しませてしまったとしても、
その悲しみはその「誰か」にとって、
害のあるものではないはずだ。
人を愛せない分、自分を愛せばいい。
自分ばかりを愛してしまう分愛する人を自由にしてあげてほしい。
誰かを愛せない分、今まで気付けなかった、他に愛すべき人を愛すればいい。
ただただ、好きな人を愛することには、誰の犠牲もない。
欺きも、闘争もない。
お互いが強い絆で結ばれるのに、そんなもの必要ないからこそ、
本当に愛し合っているといえるんじゃないのか。
過去があるから今の私がある。
簡単に切ってはいけない縁があるからこそ、今の私がある。
でもその過去が大切な誰かを傷つけてしまうのなら、
私は変わらなくてはならない。
それで「誰か」も変わっていくのなら、
その、私が幸せを願っている「誰か」が、
私の本当の幸せを願ってくれるようになるのだろうか。