(2)
この(2)は引き続き、ロロたちの学校生活でありそうだなあ~という内容を作者の想像よりお送りして参ります。
本編とは関係ありません。
《カカカカカ》
夕方放課後。クラスの生徒が全員帰宅したときの話。
「先生ってさあ・・・。黒板に線っていうか仕切り引くときに、カカカカッてやるよねえ
ヾ(・д・ヾ)?」
「「カカカカカ??」」
「そうそう。あのお~。チョークでさあ。上から下にカカカカって。」
「「?????」」
「え~わかんない( ̄д ̄;)??あの、点々を超高速でかけるやつ!!」
「点々を超高速でかける・・・???指の間にチョークをたくさん挟むってことかしら??」
「ひたすらに黒板をチョークで連打する機械でもあるんですか??」
「違うよ~(*`口´)ノ。あ、でもジェリーの奴はやってる人見たことあるから半分正解かも~。」
「やったわ!!(全然想像できてないけれど!!)」
「ジェリーは何かを分かっていてそれを言ってるんですか??」
「も・・・ちろんよ??」
「すみません。全然わからないのに、なぜか負けている感じになったのは気にくわないんですけど。」
「あら?大人しく負けを認めるのも大事なことよ??」
「いえ、負けたのは別にいいんですけどね。」
「負け犬の遠吠えかしら・・・??聞こえないわあ~。」
「何の話か理解してないくせに・・・。」
「聞こえなあ~い。」
「(イラっ)」
「まま、そんな喧嘩しないでさあ~ヾ(´Д`*)ノ"。仲良くしよう??友達でしょお~??」
「今のはジェリーが悪くないですか??」
「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
「でも、私が勝ったんでしょ??ロロ???」
「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
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ガラッ
「うぇあ!?!?なんだこれ!?!?!?」
朝の7:00。一番早く登校したクラスメイトのM。その視線の先にあるのは・・・
「だ・・・誰がこんなことを・・・。」
前と後ろ、両方の黒板にびっしりと書かれた点々。白・・赤・・黄色・・・。
頑なに青と緑を使わないのはなぜなのだろうか。
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カカカカ!!カカカカカカッカカ!!!
練習したよね??あの技術で漢字を書くとか・・・。
徳丸はしました。
え?何?したことがない!?!?
どうやって点線を黒板に書いたの!?!?!?あれ以外の方法で書ける奴いんの!?!?
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《新しいタイプの3分くっきんぐ》
橋の上、いつものようにマグマ魚を釣りに3人はやって来た。
そしていつものように釣り糸を垂らそうと準備を始めたとき・・・。
「ふっふっふ(・∀・)ニヤニヤ。まあ待ちたまえ。血税に目がくらむ者達よ。」
「血税が何かわかって言ってます??」
「血の税金・・・献血かしら???」
「ままま。血税は僕に支払うってことにしておいて。ジャジャジャジャーン!!!」
ロロはそういって、金属の棒が鋭角に曲がったものをとり出した。
「????」
「トング・・・???」
そう。それはトング。パンやう○こをトレーや袋に移動する際用いるものだ。(今風に言うと)
「のんのん(*ー∇ー)"b" 。これはねえ。焼き芋を作る際用いる道具。略して焼き芋製造機だよ!!」
「トングじゃないの・・・??」
「焼き芋・・・??」
「そう!!みなさんご存じの方法で、今日はこれを使って焼き芋を作成してみたいと思いますく(*`-∀-´*)>!!!」
「焼き芋作ったことないです。」
「私、焼いただけの芋なんて食べたことないわよ??」
「え・・・・ほんとに!?!?2人とも作ったことないの??ていうか、特にジェリー。君は人生をおなら分損してると思うよ・・・。かわいそうに(υ′Д`)。」
「まあ、それは同意ですね。とてもおいしいので。」
「えええ。そうなの??ちょっとショック~」
3人は橋から、比較的溶岩に近づきやすい孤島を選んで移動した。
「じゃあここで、焼き芋作るよお~(ー▽ー)。」
「どうやるんです??」
「これはねえ。古来からの方法なんだけど。芋を熱に強いもので巻いて、焼石で包み込んでおくと焼き芋ができるんだよ~(★,,゜σд゜)。簡単でしょ??」
「ああ。焼き石・・・溶岩が固まった奴を熱するってことね???そのためのトングか~。」
「ああ。それなら・・・って芋はあるんですか??見当たりませんけど??」
「春さんとてもいい反応ありがとうございます。そう!!こんな風に、”あれ!?今から焼き芋するのに芋がない!?!?”ってなること。日常でよくありますよねえ~((・´∀`・))??」
「あら?なんか始まったんだけど??」
「・・・私のせいですかね??」
「そんなこともあろうかと、こちら!あらかじめ、焼かせていただいた芋をご用意させていただきましたあ~(*-`∀-)。」
ロロはそういって、崖のふちを指さした。
そこには何やら、崖の向こう側に垂らしてある、紐が。
「パチパチパチ。もちろん。元々皆さんに先ほどお見せする予定だった芋は私が責任をもって食べさせていただきました。」
「質問がありすぎる。」
「そうね。何から言えばいいのかしら。」
「では、お二方。あそこにあるひもを引っ張ってください!!」
「私たち全然芋、焼いてないんですが・・・。」
「あれとればいいのね??」
2人はロロに言われたとおりにひもを引っ張り、紐の先にある銀色の、所々黒焦げになっているものをトングで掴んだ。
「さあ!!開いてみて~ヾ(*′ω`)ノ゛。」
「「・・・・・・・・・」」
「ささ!!どうぞ!!食べて食べて~!!」
そこには半分の芋。正直あまり暖かくない。時間がたっているようだ。
「・・・・ロロ???」
「な・・・なあに(〃'▽`〃)??」
「私たちのために用意してくれたのは嬉しいんですけども。」
「あなた、我慢できなくて食べたでしょ。」
「へへへ(o-∀-o)。ごめん。」
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この間、○っちり〇ンデーで焼き芋やってて。
食べたくて、この焼き芋を考えてみました~
ロロが最初にみんなで焼き芋したい!!と考えつく
→普通じゃ詰まんない
→そうだ!!焼き芋を溶岩で作ってみよう!!
→試しに1個だけやってみる。
→うまい→自分の分を食べる→もう一個食べちゃう
→残り一個しかないと、焼いたところで気づく
→そうだ半分にすれば二人は食べられるね!!
→今
ロロの中に皆で食べないという選択肢はありません。
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《まこちゃん》
「私前から聞きたかったんだけど・・・。」
「このっ!このっ!」
「あ、ロロダメですよ!!もっと丁重に扱ってください!!」
「ちょっと聞くタイミングがわからなかったっていうか・・・。」
「はいやー!!とう!!」
「ああ!!傷がついてしまいます!!やめて!!」
「ゲヘヘψ(`∇´)ψ!!こいつがどうなってもいいのか〜い??」
「ねえ。ちょっと!!」
「や、やめてください!!その子に手を出さないで!!」
「そりゃあ。無理な話よ〜。グフフ」
「マコちゃんって何よ。」
「それだけは!!どうかそれだけはお許しください!!」
「聞こえないねえ~。って・・・」
「「え??知らないの??」」
「聞こえてんじゃない・・・。いや、知ってるわよ??知ってて聞いてるの。」
「なあんだ~(oノω`o)ノ。やっぱそうだよね。」
「そうですよね。マコちゃんを知らない日本人がいるとは思えませんしね。」
「いや、知ってるんだけど、なんか納得いかないってゆうか・・・。」
「「??」」
マコちゃん。本編でちらっと出てきた、二次元のキャラクター。
彼女・・・・。公式サイトを見る限り女の子だそうなので、彼女と呼ばせていただくが、見た目から性別を判断することが難しいキャラクターである。
その容姿は少し、ガタイがいい。そして彼女もそれを気にしている・・・という設定。
体形に凹凸はなく、ストンッとしたストレートタイプ。
目はくりくりのビーズのような瞳をしている。
マロ眉がチャームポイントで、目と近い位置にある口はω←こんな感じ。
その肌はとても白く、柔らかく、抱きしめずにはいられない。
短い手足は、キャラ作成時にいたずら心で付けたという、鳥類のそれ。
3のような尻尾付きだ。
え?人型じゃないのって??
何を勘違いしてるのか知らないけれど、彼女は「枕カンパニー」のマスコットキャラクター通称「マコちゃん」。略さないでいうと、羽毛枕・快適な睡眠を・comfartable。
ミドルネーム有のバイリンガル女子。(日本語・鳥)
makuraとcomfartableの頭文字をとってmacoちゃん。ってわけだね。
全国民が知っているほどの超有名国民的キャラクター。
そして今、ロロがパンチを繰り返していたのが・・・。
「はいやー!!!」
「うわあああ!やめてください!!マコちゃんがあ!!!」
春の所有する、マコちゃんがプリントされた、マコちゃん抱き枕なのだ!
その抱き心地は、誰もを安らかな眠りへいざなうという、春のお墨付き。
「・・・・私も触ろうかしら。」
先ほどから、その見た目に疑問を持っていたジェリーも、触りたいという欲求に逆らえなくなりつつあった。
手を伸ばす。
「いいよ~ヾ(o´∀`o)ノ。はいどうぞ。」
受け取ったのはマコちゃん人形。
「ありがとう。・・・・・ふわわわわ!!!」
「あ~!!!僕のマコちゃんが!!けがされるううう!!!放してください!!」
言うだけ言ってなぜ春が取り返していないのかというと、彼の自室には述べ数十個のマコちゃんグッズがあるのに対し、彼の腕は2本しかないからである。
春の家に遊びに来た時の出来事であった。
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ちょろっと本編で出てきたマコちゃんの紹介ですね~。
2次元キャラクターマコちゃんは、羽毛枕。
羽を捥がれた鳥の怨念から生まれたとされる、枕の妖精。
製作者曰く、”世界中の生物を眠りに落とすためにこのような形態に至った”とのこと。
超国民的キャラクター。
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《お役に立つクッキング》
「え~やってまりました~(*´▽`*)。ロロ的クッキング~。やんややんや~。」
『なんか始まったな・・・。』
「今日はこの、賞味期限切れの薄力粉を使って、パンを作っていきたいと思います~(/・ω・)/」
『続けて?』
「まだ、レシピをちらっとしか見てなくて、材料を揃えたくらいだけど、誰でもできる!!を目標に作りたいと思います!!」
「まず、用意したのは、薄力粉、卵、砂糖、塩、ドライイースト、バターです。」
『なるほど。』
「え~っと・・・・作り方・・・作り方・・・・。」
※動画視聴中
「はい。では、ボールの中に、薄力粉と、砂糖と、塩と、ドライイーストを入れていきます"o(-ε´- *)。えーっと。9回か。」
『・・・・・ロロ。秤は使わないのか??』
「???」
『いや、だから秤。』
「ないよ?」
『え?』
「ないけど、何か問題あるの(*・д・*)a゛???」
『え。じゃあどーやって測るんだよ。』
「え?動画の人、大さじ9くらい入れてるから、ぼくちんの家にあるスプーン10くらいでいいかなって。」
『・・・・・それまじ??』
「大丈夫大丈夫!!動画とおんなじ感じにすればいいんだから!!」
ダイジョブo(`・ω・´)ノ゛ ダァ-♪
『まあ、やってみれば?』
「任せて!!ムフフフ(*´ω`*)。切る工程が無ければこっちのもんよ~♪」
そういってロロはパンを作り始めた。
薄力粉スプーン10杯。目分量で砂糖4g、塩3g、ドライイースト4gをボウルに入れる。
そして、1杯200mlのコップの中に、卵と水を入れかきまぜた。卵と水は合わせて120mlになるようにしなければいけなかったが、大体半分とプラス残りの体積1/5。
目分量で行う。
ボウルに卵と水を入れて溶いたものを入れて、更にかき混ぜるのだが・・・
「あれ??全然動画の人見たくうまくいかないぞお~(*‐д‐*)」
動画の人は結構、粉粉。枯れた大地のようにひびが入っていたが、こちらのボウルはドロドロ。ヘドロ。
「???おかしいなあ~???」
ちょいちょい、薄力粉と、砂糖、塩、ドライイーストを追加したのだが、まだドロドロ。どうやらまだ、適量には至ってない様子。
・・・200gってどのくらいなんだろ~??結構多いのかな・・・・。
ロロは失敗を生かし、200gの壁について考えていた。
そして、何か参考にならないだろうかと、薄力粉が入っていた袋を見る。
「・・・・500g入りだと!?!?」
そう。その袋は500g入り。つまり袋の半分よりちょい少なめを入れればいいのであった。
対して、ロロが入れたのはおよそスプーン10杯。
全然量が見あっていないことに気が付いたのだ。
「フッ・・・。こんなところにヒントがあるだなんて┐(´∀`)┌。灯台下暗しってやつだねえ~。」
そこから薄力粉を足す→混ぜる→足す→混ぜるを繰り返し、動画の見本に近づける作業に入った。
手に付かなくなった&見本に近づいた当たりで、常温に戻したバターを入れ、さらにこねる。
およそ8分ほど混ぜるのだが、何せかれこれ1時間ほど。
パンの種に愛着がわいてしまった。
何か・・・いい(*・`ω・*)!!ぼくちんはやはり、パンをこねる才能があるのかもしれない!!
丸ッとした、柔らかな生地からは、薄力粉の良い香り。
焼きあがったときのおいしそうな様子を想像し、唾液が口の中にあふれてきた。
8分こねた後は、1次発酵として、1時間ラップをして放置をし、ガス抜きを行って、ベンチタイム15分、その後また1時間放置する必要がある。
2回の放置を経て、160度のオーブンで10数分焼くことが許さされるのだ。
先ほどまで黙っていたパールだが、ロロの作業にどうしても聞きたかったことがあったため、重い口を開けた。
『おい・・・・。ロロ。周りを見て何か言うことは無いか?』
「ん~??」
『特に机だな。』
「ん~・・・・・。ちょっと派手にやっちゃったかな~(-_-;)??」
足元に広がる白い粉。
飛び散った水。
手に付きまくりの生地。
べとべとのキッチン。
主婦がいたら、目をそらしたくなるような光景がそこには広がっていた。
『片付ける。までが。料理。』
「ううう・・・・。」
『やれよ??』
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すみません。お察しのとおり、パンこねてました。
パンをこねて学んだことは、秤、もしくは計量器はあったほうがいいということ。
ベラが無くても、しゃもじで代用できるということ。
目分量は意外と当てになるということ。(レシピが動画の時に限り)
本編書くぞ~
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