(1)
この第0章は、作者が、きっと主人公たちならこんな感じの生活を送っているのではないか。という妄想をもとに書かれています。
※本編には関係ありません。
第1章を読んでからこの第0章を読むことをお勧めします。
不定期に、なんとなく思いついたときに書いて投稿する形になると思います。
一定の文字数書いたら(2)、(3)・・・と作っていく予定です。暇な人は覗いてみてね。
[1-1]
《こんな揺さぶり方》
「ねえ、私最近、カラコンっていうものを知ったのね?」
「え、なに急に。」
「はあ。」
「え、何でそんなにつまんなそうに聞くのよ!?!?」
「「・・・(顔を見合わせる)」」
「・・・知っていましたか?最近の子12歳くらいからメイクアップしている人がいるんですよ。」
「え、そうなの〜(・Д・)?!?・・・って言ってみたけど、実はよく知らなかったりしちゃう(´・∀・`)。」
「ええ。そうらしいです。何でも目に皺を増やしたり出来るそうで。」
「え、何〜!?!?その言い方だと、結構なおばあさんが脳裏によぎっちゃうんだけど:(;゛゜'ω゜'):!?!?」
※ロロの脳内ではメイクアップにより、12歳がすごいことになっています。
「・・・何で春はそれを知ってるのか知りたいのと、それが間違ってるのと、言いたいことは色々あるんだけど。メイクアップって言い方がダサいことに全注意が向いてしまったわ!!・・・不覚!!」
「あら、まあ(๑╹ω╹๑ )」
「メイクアップ・・・ダサい・・・」
ジェリーはずいっと火照らせた顔を2人に近づける
「も~!!今そう言うのいいから!・・・ていうか、12歳の子がメイクしてる事くらい知ってるわよ!!そうじゃなくて、カラコンの話!」
「お・・・おおう。ぼくちん急な圧迫面接にちょっと心臓ドキドキしちゃったよ〜( ´_ゝ`)。」
「だ・・・ダサい?・・・間違っている・・・??」
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情報通である春にとって情報が間違っていること。旬ではない情報である事。などなどはかなりショックなんですねえ。
情報としては間違ってないけど、あと一歩及ばないんですねえ。
イケメンは”残念な”が付いてこそ光ると思うのです。
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[1-2]
《カラコン》
「実はカラコン。持ってきてみましたー!!!度無しのやつ!」
ジェリーはそういって数種類のカラコンを机に置く。
「わー!!!どんどんパフパフ!!((o(^∇^)o))ヤンヤヤンヤ」
「(どんどんパフパフは古いに入らないんでしょうか??)パチパチ」
「持って来たはいいものの。これ目に入れる勇気がなかったのよ~。だからみんなでやれば怖くないかなって思ったの。」
「つまり、私たちにもこれを入れろということですか?」
「そうよ~♪私的にこの色似合うんじゃないかな~って思ったのを買ってきたわ!!」
「私コンタクトすら入れたことないんですけど、大丈夫ですかね?」
「大丈夫よ!私も入れたことないから!」
ジェリーの返答に呆れたパルルンは、ロロはコンタクトしたことがあるのか聞こうと思い、背後にいるであろうロロに振り返りながらしゃべりかける。
「そうなんですか。ロロは・・・・って。ああ、あなたは目がなかったですね。不謹慎なフリをしてしまいました。すみませ・・・・
「★((o(*ΦзΦ*)o))☆」→タコ帽子の目キラキラ。
「え?何~?なんか言った???」
「「あ・・ああ。いえ、特に何も。」」
あ、そういう。
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今回は前回の続きですねえ。帽子もおしゃれするんだぞ!という意思表示の様子を描いてみました。
2次元にした時、3次元にした時を想像できない帽子とは果たして帽子と呼べるのか。
作者的に顔文字使いたかったからしょうがないね(´・ω・`)
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[2]
《実験目録》
ガスバーナー点火の手順
1.上下2つのねじが締まっていることを確認する。
空気調節ねじが上、ガス調節ねじが下。
2. 元栓、コックの順に開く。
どちらもツマミをガス管と平行になるようにする。
3.マッチに火をつける
4.マッチの火をガスバーナーに近づけてガス調節ねじを緩めて点火。
5.ガス調節ねじを回してガスの量を調節し、適当な炎の大きさにする。
6.空気調節ねじを緩めて空気の量を調節し、適正な炎にする。
「うわあ~久しぶりにガスバーナー使うわね!実験ってちゃんとやってる!って感じがしてワクワクするわよね!!」
「いつぶりでしょうか?中等部の時以来ですかね??」
「ほえ~皆これやったことあるんか~(*´ω`)。」
「そういえばあなたはいなかったわね。これちょっと楽しいのよ。」
「ほえ~(。・ω・)。でもまずは見本を見せて欲しいなあ~??」
「ですって。ジェリー?ちゃんとできますか??」
「ちょ・・・ちょっと!!!馬鹿にしないでよね??できるわよ!!!任せなさい!!」
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上下2つのねじが締まっていることを確認する。元栓、コックの順に開く。この作業を順々にジェリーはこなした。
「さあ!次はマッチね!!えっと・・・マッチマッチ・・・・。」
「はいどうぞ~。マッチね~。」
「あら。ありがとう。」
ロロからマッチの棒を受け取り、いざ、火をつけるため、箱の側面にマッチをこすりつける!
1本目。
「ポキリ」
「・・・・・・。」
2本目。
「ポキリ」
「・・・・・・。」
3本目。
「ポキリ」
「・・・・・・。」
4本目。
「ポキリ」
5・・・7本目。
「・・・・・・・。」
シュッ→「ぼうっ!!!!」
「やった!!みなさい!!!ついたわよ!!!」
ジェリーは5本目を出すとしばらくマッチ棒を見つめた。そして、おもむろに追加で2本とり出し、計3本で点火を試みる。
結果、1本折れながらも点火することに成功した。
ロロとパルルンは増えていく残骸を黙って見つめ続けることしかできなかった。
「やっぱり学ぶは先人の知恵よね!!ロロ!わかった??ざっとこんな感じよ!!」
ジェリーは嬉しそうにこちらを振り返って話しかける。
「「(ごめんね。マッチ棒及び勇敢な戦士よ。これからは彼女にマッチは触らせないようにする。安らかに眠り給え)」」
彼女に返事ができなかった彼らは薄情者なのだろうか。
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マッチって使わなくなる点火するの急に下手になるんですよねえ。
ジェリーの不器用さは徳丸と火花散らしてますよー。ちなみに4本目のポキリは心が折れてる音ですね(ノ*´∀`)ノ
先人の知恵→3本の矢
ガスバーナーの付け方→http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/jikken1.html (参照 2021-02-24)
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[3]
《宝探し》
「ロロの家ってものいっぱいあるけど、結構面白いのもあるわよね~」
「え?渾身の作品たちなんですけど??」
「ああ。確かにあの・・・あれ・・・なんでしたっけ?足首の奴??」
「え?足首?違うよ~??あれは猿の手(*'▽')。」
「あ~確かに足首みたいのあったわねえ。あれ猿だったんだ。」
「そだよ~。猿の手をイメージした、孫の手。」
「孫の手って何よ?」
「背中のかゆいとこ掻くやつだよ~( ´艸`)。知らないの~??」
「あら、結構便利じゃない?」
「でしょ~??」
「今度私にも作ってよ。あんまり背中痒くならないけど。」
「いいよ~任せて~( 'ω')。ていうかあれあげようか??」
「いいの?多分使わないわよ??」
「いいよいいよ~。物置く場所が無くなっちゃうし~。」
「(なななな・・・なんて紛らわしいものを・・・!!!!)」
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ロロの家の入ってすぐは物置兼、作品たちが並んでます!
いろんなものがあるので、ジェリーとパルルンに適宜持って帰ってもらってます~。
猿の手がちこわ。
夜見るひな人形とかもほんと怖い((((;゜Д゜))))。
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[4]
《りんご選手権》
りんご選手権とは、恐らく中学の家庭科で皆が経験したことがあるであろうリンゴの皮むきテストの事である。
リンゴを使ってどれだけの作品が作れるのか。
楽しみですねえ。
なお、今回はロロたちのみで開催している為、独断と偏見の評価で首位を競うルールになっている。
「私はこう見えて、農業やってる会社の娘よ!やってやるわ!」
「・・・知識としては知ってるんですけどね・・・。」
「りんご選手権かあ〜(´・∀・`)。ぼくちんは包丁使ってあんまり料理しないからなあ・・・」
「とりあえず制限時間は20分くらい?」
「うん。いいんじゃな〜い??(*^ω^*)」
「分かりました。」
「よし!じゃあ、始めましょう!!・・・よーいどん!!」
「ドスッ」「ドスッ」「ドスッ」
始まりの合図とともに、鈍い音が3回聞こえる。
お互いのまな板を確認する。
「ま、まあ、ぼくちんは久しぶりだしい??」
「ま、まあ、私はほぼ初めてですから。」
「・・・手が滑ったわ・・・」
まな板に突き刺さる包丁。危機一髪だったリンゴたち。
赤い皮の表面に付いている水滴が冷や汗のように見えた。
「き・・・気を取り直してもう一回スタートしよっかあ〜!!」
「そ、そうね!!それがいいわ!」
「で・・・では行きますよ?・・・よーいどん!!」
「ドスッ」「ドスッ」「ドスッ」
3人ともまな板から顔をあげることができなかった。
そして、3人とも自分を含む、この人たちに包丁を渡してはいけないと心に刻み込んだのだった。
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料理の上手さについて書いてみました〜
今回は誰も料理ができない感じにしてありますが、本編で、もし誰かの料理の描写が出てきたら、知らぬ間に練習していたということで。おなしゃす!
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[5]
《どんな時も1/3》
「ぼくちんはパルルンだと思うなあ〜(*´∇`*)。」
「あら、どうして?」
「え、ジェリーはそう思わないの〜??」
「え、そりゃロロ、私、私、ロロだしね。そろそろかしら、とは思うけど。」
「でしょお〜?だから今回はパルルンにしようかなあ〜(*´꒳`*)」
「でも、それを本人に聞いて、反応を見ないあたり怪しい・・・って思うんだけど?」
「え?そうかな~<(*´Д`*)>゛。ていうか、他に要素がないっていうかあ~??」
「それはどうなのよ??まず本人に聞いて意味ないと!!」
「「どうなの?パルルン??」」
縁になって座る3人。中央には時間制限の表示されいる携帯。
ジェリーとロロは春の顔を見た。
「そうですねえ。私が人狼ってことも十二分にありますよ??でも、それをわざわざ自分から言うとお思いですか??」
「そうだよねえ~(*´ェ`*)ゞ。ていうか難の要素もないし・・・。」
「ただ、言うなれば、ジェリーは最初にロロの誘導にすぐに賛成せず、なぜ?と聞き返していたので、人狼であるならばそんなことしないのかなあとは思います。」
「おおおお!!なんかいいこと言ってるわね!!なんかパルルンが人狼には見えない気がするわ!!」
「ちょちょちょ!!確かにジェリーはそう見えるかもしれないけどさ!!それを狙ってそういったとは考えられないのかなあ;´Д`)!?」
「た・・・・確かにそうね!!・・・ああ危ないところだったわ!!!」
「・・・・ジェリー。でも最初に、誰が人狼っぽいかの誘導を行ったのはロロですよ??」
「そ・・・そうよねえ。言われてみれば。」
「ちょっとジェリー!?ぼくちんじゃないからね!?何か、パルルンに思考誘導されてるからね!?!?そういうの得意じゃん!?!?パルルンって!!」
「ジェリー?誘導されていますよ?それにジェリー。気づきました?ロロの帽子・・・・表情が動かなくなってきてますよ??」
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ーー
「あ~もう~o┤*`3´*├o。だから誘導されてるって言ったのにい~!!!」
「ご・・・ごめんなさい・・・。だって、ロロの帽子があんまり表情変えなくなったから・・・。」
「ぼくちんの帽子も、年中無休24時間表情を変えてるわけじゃないのお~(・`ω-)=з!!毎日寝る間も惜しんで働いてるのお~!!!!」
「そ・・・そんなこと言ったってしょうがないじゃない。」
「今度はちゃんと考えてよねえ~(-`ェ´-怒)。」
「そうよね・・・。ごめんなさい。」
2人の和解が完了した。割り勘で払った自販機の”オレンジじゅーちゅ”を買いに行った2人を待っていたパルルンに渡す。
買いに行っていた2人も席に着く。
パルルンがもらったジュースの缶のフタを開ける音が鳴る。
「あの・・・じゃんけんでもいいんじゃないですか??結局、人狼が勝ちやすいわけですから・・・。」
「いや、”それな!”って顔をされても・・・。」
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人狼ゲームで誰が奢るかを決めていた3人。2/3が市民、1/3が人狼。人狼と市民の数が同じになったら人狼の勝ちになります。→最初の夜が最終決戦
最初の夜で人狼を釣ったら市民の勝ち(1/3)。市民を釣ったら人狼の勝ちです(2/3)。
→ジェリーは高確率で負けてます(*'▽')
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[6]
《ぴえんこえてぱおん》
ある何の変哲もない日常の一コマ。
あ~。はやくロロたち返ってこないかしら~。男子で連れしょん・・・・。私に友達がいないからって当てつけ!?てゆーか男子が連れしょんとかありえないわあ~。ないわあ~。てかこのアウェ~な空間に置いていかないで欲しいわぁ・・・。
本でも読む振りしようかしら。・・・・だめだわ教科書しかない。私の脳みそが教科書を持つことを拒否しているわ。
「あはははははwwwそれはピェン超えてパオンだわぁww」
「でしょ~。ぴぇん超えちゃうでしょ~!wwwww」
!?
え!?
何語!?
日本語なの!?
「え~そうなのwうける~。ぴえんこえてぱおんww」
え?あっちの子たちも言ってるわ!?最近の流行なのかしら・・・。私は使ったことがないわね・・・。
ぴえん???いやいやどういう意味なのかしら??もう一回言ってくれないかしら・・・・。だめだわ、なかなか言ってくれない・・・・。
ぴえんこえてぱおん・・・ぴえんこえてぱおん・・・ぴえん?びえん?びえんこえてぱおん?
濁点違いかしら・・・??
ぱおん・・・・ばおん・・・ぱふん・・・ばふん?
びえんこえてばふん・・・???
「でね~その時、自販機の7がそろってえ~」
「なるほど。それでコーヒー形のスタンプが特典として出てきたんですね。」
「え!?なんでわかったの!?え!?なんで!?」
あ、ロロたちが帰ってきたみたい。ちょっと聞いてみようかしら。私よりは最近の流行とか知ってるだろうし・・・。
ジェリーはさっそく2人が自分の席に着いたのを見計らって問いかける。
「ロロ、パルルン、びえんこえてばふん。」
2人はぎょっとしてこっちを見る。
え?何?2人とも青ざめてこちらを見てる・・・。眉をひそめて、あり得ない・・・今それ言う!?とでもいうかのように・・・。
「「そ・・・そんなにかぐわしい香りがかぐわっちゃってる・・・????」」
一瞬何のことかわからないかったため考える時間を必要とした。改めて自分が放った言葉について考える。・・・・・あ。
「ち・・違うの!!!違うの!!違うくて!!!」
「い・・・いや・・・うん。ちゃんと人に言いにくいことも言ってくれるのが友達ってもんだよねえ・・。」
「そ・・。そうですよね・・・。でもここで言わなくても・・・!!!」
「「もう一回お花摘みに行ってくるううう(泣)・・・・!!!!」」
そういって2人は教室を飛び出していった。
「ち!!!・・・違うの~~~!!!!!!」
その後、誤解を解きどういう意味かを聞いた。しばらく彼らからは花のような香りが漂っていたらしい。
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今回のは徳丸が世代を感じる言葉についてお話にしてみました~。
どうやら、ぱおんの上もあるみたいですね~。
ぴえんこえてぱおん(洗脳済)
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