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転生したバケモノの自由な生活  作者: 角谷 樹
第二章 現代編 刑務所暮らし
31/37

新しい仲間。最近増えすぎじゃね?

 最近は葉中と生谷の調教を行なっている龍郎だ。

 此処に収容されているのはこの二人以外はしたくてしたわけではなく、自分の能力の制御出来なかった事で此処に収容されたのだ。


 彼らは自分の能力を暴走させない程度に制御出来るようになったらあとは自分が犯した罪を償うまで此処から出る事は出来ない。


 しかしだ。俺が今調教している葉中と生谷は此処から出る事は永遠にない。


 彼らは自分の意思で犯罪を犯している。それだけなら自分の罪を償って釈放されるのだが、この二人はステータスに【異能】と呼ばれる項目がある。


【異能】とは俺の子孫又は俺の血をその身に宿す者(俺の血縁者から輸血された人)の子孫が生まれ持っている俺の力の一部が遺伝、派生した力だ。


【爬虫類】と【刃物生成】を持ち、それを使いこなす二人は常に抜き身の刃を出しているようなもの。


 それにこの二人は社会不適合者。釈放されればまたすぐに此処に帰ってくる。それはつまり、世間様にまた迷惑をかけると言う事だ。


 自分が死んだ後に子孫が世間様に迷惑をかけるのはどうしようもないが自分が生きている内に問題を起こすのはなんとかするべきだろう。


 てことで俺は今、強盗二人組のひん曲がった性格を治すための修正、社会に奉仕するよう調教中なのだ。






 この刑務所に入れられ一ヶ月、ここの仕組みが何となく分かってきた。


 ・此処では囚人以外との接触は避けられている。

 看守含め、此処での人間関係は囚人だけで構築される。また此処には料理人もいないから俺が彼らの世話をする事になっていた。まぁ、世話といっても飯は作るが、それ以外は自分達だけでやらせているがな。


 ・囚人の部屋はそれぞれバラバラで、下の階に強盗組、後の四人は二人よりも上の同じ階の部屋だった。上の会に行くほど部屋の環境が良くなっていき強盗二人組はアスファルトの何もない部屋。他四人は貧乏な一人暮らしの人がするような、安アパートの一室のような部屋だった。

 此処ではどうやら罪状や性格態度、あと権威で部屋場所も決まってるようで、これからは俺が囚人達の部屋を好きに決める事が出来るらしい(マニュアルに書いてあった)。


 ・また、此処の囚人の教育は俺がするようになっており、仮に此処から出所した奴がまた問題起こしたら俺の此処での服役期間が伸びるらしい。まぁ、いつでも脱獄できてるので問題は全くないがな。


 などなど、まぁ資質ここの支配者兼責任者、俺ですね。囚人に支配権と責任与えてもいいのかとは思うけど、まぁ、此処に入れさせた権力者の先祖、俺だから仕方ないよね。




「それで、外の様子はどうなってるのかな?」


 夜、今の俺は部屋に銀ちゃんとお市ちゃんに引き入れ、今の外がどうなっているのか確認していた。


「龍郎さんが捕まったて情報がテレビで流れたらその日は犯罪が一時的に活性化したの」

「でも、龍郎の分身が活性化したの犯罪者達を次々に捕まえて、『捕まったんじゃねぇのかよ!?』って騒ぎになってたよ。バカだよねぇ!龍郎の今まで逮捕してきた殆どが分身がやってきたことなのに!アハハハ!」


 俺は確かに此処に捕まっているし、逮捕令状が無くても逮捕出来る特権を持っているのは俺一人。なら俺の分身はその特権が適用されるのか?


 される。分身は俺の能力の一つ、指先の様な物だから分身でも逮捕は出来る。


「それと最近、失踪事件が多発しています。特に我々の子孫が失踪している者が多いです」

「何?それは本当か?」

「親、友人に確認したところ、特に自ら失踪する理由はなかった。失踪するまでは何事もなかったと言う者が多かったです」


 知らなかった。俺の分身からの情報では最近失踪者が多いとは聞いていたけど、それの殆どが俺の子孫。これには何か意味があるのか?


「それと最近特殊能力に目覚めた者が増えている様です。此処にも近いうちに何人か収容されるそうですよ」


 それは俺も知っている。特殊能力、異能を持った者を捕まえるのは普通の人には難しいだろうと俺も協力して捕まえているからな。


 しかし、最近異能に目覚める奴が多いな。今の世代は俺の能力の一部、異能を使う事ができない者が多いのだ。


 昔はバンバン使う者がいて苦労したが、世代を重ねるうちに俺の血も薄まりだし、異能を使える者も現代では数を段々と減らしている。


 まぁ俺の子孫は皆、異能を使う事は可能だが、今では自分の異能に気づかないほど力が弱くなってるので使えないのだ。


 だが、最近は何故か異能を使う子孫達が増えてる。何が原因かは全くわからないが。


「……俺達のまだ知らない事は多いんだな」


 今では強さ的に鍛える必要が無くなってきている。ごめん嘘。吸血鬼同士で勝負する事があるから時々鍛えてます。


 まぁ、時間がいっぱいあるから、自分の知らない事を調べる事に力を注いでいる。


 もう既に、この時代にでは作られていない頭につけてやるあのVRゲームを作る事に成功している。


 たまにそれで俺も遊んでいる。


 それでも知らない事は多い。その一つが今の失踪事件だ。唯の失踪ならすぐに見つけ出す事は簡単なのだが、これは全くわからない。どこで消えたのかはわかるのだが、どこに行ったのかが掴めていない。


 パッと消えるのだ。まるで神隠しのようにその姿を、存在を消すかの様に。


「失踪事件と異能発現。何か関係があるのか?」




 それから数日後。


「君達が新しい囚人か!若いな!」

「俺達も十分若いだろ……」


 とにかく元気な暑苦しい男、火上が新しく収容された三人の少年少女に絡んでいた。


「閻魔堂沙霧、学校で怪しげな儀式、動物の殺害、自傷行為、雑草で作った液体を怪我した動物に掛けていた虚構から逮捕。これだけ見れば狂った奴だな」

「私は狂ってなんかいないんだからね!ちゃんと結果がでているだから!」


 ーーーーー


 名前:閻魔堂えんまどう沙霧さぎり

 年齢:17

 種族:人間

 職業:無職

 レベル:3

 状態:健康

 HP:18/18

 MP:33/33


 筋力:6(2)

 耐久:6(2)

 敏捷:6(2)


 器用:9(3)

 賢さ:9(3)

 精神:15(5)


 幸運:1(1)

 異能:30(10)

 SP:0


 戦闘


 魔法

 【錬金術】 


 技術

 【製薬Lv.Ⅲ】


 補助


 耐性


 異能

【魔女】


 称号

【先祖返り】

 ーーーーー


 どうやら彼女は俺の血を強く受け継ぐ先祖返りらしい。俺を除く此処の囚人達の中で一番肉体性能が良い。


「いや、狂ってるなんて思っちゃいないさ。俺も昔は君と同じことを良くしていた。使える物はなんでも使って研究する。例えばそれが自分の身体だったとしても、ね」

「アンタ、なかなか見所があるじゃない!弟子にしてやってもいいわよ!」

「遠慮しとくよ。俺の方が君よりも進んでるから」


 俺は君よりもっと進んでいるから君に弟子入りするより、俺は君を弟子にしたいほうなんだよね。


「次は。弾正正義、君らと同じ、自分の能力で人を傷つけちゃったから優しくするんだよ?」


 ーーーーー


 名前:弾正だんじょう正義まさよし

 年齢:17

 種族:人間

 職業:無職

 レベル:1

 状態:健康

 HP:3/3

 MP:3/3


 筋力:1(1)

 耐久:1(1)

 敏捷:1(1)


 器用:1(1)

 賢さ:1(1)

 精神:1(1)


 幸運:1(1)

 異能:8(8)

 SP:0


 戦闘


 魔法


 技術


 補助


 耐性


 異能

【弾力】


 称号


 ーーーーー


 異能【弾力】。これはゴムのような伸び縮みやバネなどの元に戻る方の弾力では無く、マジの弾く力。彼に触れる物は全て弾かれるという能力だ。


 彼のこの能力が初めて発動したのと捕まったのは同時で、偶々電車の踏み切りで友達の背中を叩いた時に【弾力】が発動してしまい、その友達は電車が通る少し前に踏み切りを吹き飛ばされた。


 丁度電車が来る前だから良かったが、もし電車が来ていたら。


 その友達は吹き飛ばされた時の衝撃と着地時に怪我を負い、彼は傷害罪と殺人未遂で此処に収容された。


「霊道幽真、不法侵入と建造物等損壊罪で収容。グレちゃってまぁ」

「グレてねぇし!」


 ーーーーー


 名前:霊道れいどう幽真ゆうま

 年齢:16

 種族:人間

 職業:無職

 レベル:10

 状態:健康

 HP:3/3

 MP:3/3


 筋力:10(1)

 耐久:10(1)

 敏捷:10(1)


 器用:20(2)

 賢さ:20(2)

 精神:50(5)


 幸運:1(1)

 異能:120(12)

 SP:0


 戦闘


 魔法

【霊魔法Lv.Ⅴ】


 技術


 補助


 耐性


 異能

【霊力】


 称号


 ーーーーー


 レベルが上がってる。あと、閻魔堂ちゃんより能力値高い。


 レベルを上げるには何かを倒す必要があるのだが、彼はレベルを10まであげるほどの戦いをこなして来たになる。


 それに霊魔法。俺も持っていないスキル。少し、いやかなり、いやとーっても気になる!


「おま、え!?」

「ん?どうしたのかな?霊道君。あっ、なるほどそう言うことか。君、俺の正体に気付いてるな?」

誤字脱字を教えていただけるとありがたいです。


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