超人囚人
「これを俺にどうにかしろって事か……」
高級マンションみたいな刑務所に収容された俺は、広い部屋に俺一人だけだったのが寂しかったので、俺以外に此処に収容されている囚人達に会いに行こうと思った。
この刑務所のマップにあった共同スペース来てみたけど……なんか、戦闘をしてた。
「ぶっ潰れろ!リザードタックル!」
「細切れになれ!カーターガトリング!」
強盗して捕まった二人組が戦闘をしていた。理由はどうせ互いに気に食わなかったとかそんなところだろう。
技名っぽいことを言ってるがこれは別に単純に、能力を発動させているだけだ。
トカゲ男のリザードタックルはそのまんまでただ、トカゲ人間に変身した事による重量と全身を覆う鱗で対象に衝突し、車の衝突の様なことをする。
そしてカッターナイフを出現させている男のカッターガトリングは、カッターナイフを出現させた側から対象に打ち出すだけ。
トカゲ男の技は確かに強力だが、猪の様に勢いが強すぎて曲がる事が出来ないし、スピードも距離が取れていて不意打ちでなければ回避は簡単。
カッター男の出現させる刃は文字通りカッターナイフとほぼ同じ強度と大きさと薄さなので人間に対しては危険だが、トカゲ男の鱗を傷つける事は出来ず、正直相手との相性が悪すぎる。
「っぶねぇ!」
「ちっ、避けやがったか!」
予想通り、カッター男はトカゲ男に傷一つつける事が出来ず、避けることしか出来なかった。
「燃えろぉ!」
「凍えろぉ!」
「どけろぉ!」
「グベッ!?」
そしてまぁ、こちらでも何故か喧嘩している発火男と氷結男が止まれずに突き進んで発火男を突き飛ばした。
ーードシャアアアアアン!
「あっ」
この音は氷結男が【氷結】で出していた氷が発火男が出していた炎で互いに押し合い、抑え合っていたのを発火男が吹き飛ばされた事により、抑えがなくなり、氷結男の【氷結】の氷が発火男が元々いた場所を通り過ぎて共同スペースに置いてある物も巻き込んで壁にぶつかったのだ。
「あわアアアアア!また燃やしちゃうぅぅぅぅぅうう!」
「あつっ!テメェ、火ぃ消せや!」
「くらえ!ライト氏!闇の黒い闇手!」
「来い!ライトニンーーアチチッ!?ふぎゃ!?」
「イギギギギギギッ!?」
「ライト氏ー!?」
そして厨二病オタク二人組の片方、全身から放電している少年が更には電気の量を増し、明るくなって技を放とうとしていたところを発火男がトカゲ男に吹っ飛ばされたことで混乱して【発火】の制御が出来ずに、炎を出し続け、その炎が放電少年につき、突進してきたトカゲ男に吹き飛ばされた。
そしてそんな放電少年に突っ込んだトカゲ男は感電して倒れた。
俺はとりあえずパニック状態になって今も炎を出し続けている発火男を指パッチンで気絶させ、【万能回復】で、トカゲ男に受けた怪我は治しておいた。
ーー指パッチンでどうやって気絶させたのかって?
音を操作して彼の脳を揺らして気絶させたんだよ。
ーーどうやって?
……あんまり考えなくても良く無いですか?
「ライト氏!死んではダメです!我らの戦いはこれからですよ!」
次にトカゲ男に吹き飛ばされた放電少年のところに向かった。手足が曲がっちゃいけない方向に曲がった放電少年の近くに、ブカブカの囚人服を着てフードを被った闇の厨二病少年?少女?が、放電少年を抱えて彼に呼びかけていた。
放電少年こいつは意識が無かったので、生存確認。意識なし。息あり。脈あり。とりあえず、【万能回復】で治療を。
「貴方は……。!?まさか!」
闇の厨二病少女(確か、少女だった気がする)が放電少年を治した俺を見て、何かに気づいた様な反応をする。
「貴方、ヒーラーの能力者ですな!」
ただ単に俺がゲームのヒーラーみたいな能力者だと思っただけらしい。俺が君達を逮捕したんだけど覚えてないのかな?
次は放電少年に突っ込んで、感電したトカゲ男に向かった。
トカゲ男は先程までのトカゲ姿が人間の姿になっていた。
「おーい、生きてるぅ?もしもーし、もしもーし。こりゃ意識ないな」
生存確認。意識なし。息なし、脈なし。
「ハァ」
指を彼の胸に持っていき、トン、と叩く。
「フア!ケホ、ケホ。ヴオッホ!」
すると彼は息を吹き返し、咳き込む。
とりあえず、彼の頭を叩いておく。
「痛っ!なにしやが、る?」
彼は俺、顔を見て固まった。
「お前、あの時のサツ!?」
「おひさあ!ちょっと此処で待ってろよ。今はあのカッターナイフ男も殴ってくるから」
「まちやがーーブッ!?」
俺がカッターナイフ男のところへ行こうとしたのをトカゲ男が肩を掴んで止めようとするので【万能回復】を使いながら殴っておいた。
彼の顔は殴られた事により顔がボロボロになるのを【万能回復】で治りながらノックアウトした。
「ちょっと来い」
「て、テメェは、たーーブハッ!?」
カッターナイフ男の喋りを最後まで言わせず、アッパーで意識を刈り取り、上に飛び上がったのを利用し、この男ズボンを下げ片方だけ脱がせる。
そして足を掴んで引き摺り、意識を失くして倒れているトカゲ男の隣に連れてきて下す。ズボンをじゃないよ?ズボンは片方はちゃんとあげてもう片方は下ろしたままだ。
トカゲ男のズボンも下ろし、片方だけ投げた状態いいにする。
二人のズボンを結んで繋ぎ、それをスマホに撮影。
SNSを開き、
『ズボンを繋げて眠る程の仲良し!腐腐腐腐腐!』
と書いておく。
少し時間が経ち、二人とも目が覚めた様だ。
「「なんじゃこりゃ!?ってお前は!こりゃテメェの仕業か!」」
二人ともが指を指し、二人とも同じ事をハモりながら叫ぶ。
「やっと起きたか。君達ね、喧嘩するなら周囲に迷惑をかけない様にしないとダメだぞ?次、また同じような事が起きたらコレ、ネットに流すからね」
そう言って、先程書いた記事を見せる。
「「お前はそれでも警官か!」」
「今は君達と同じ囚人だよ」
「「なんで囚人がスマホを刑務所に持ち込んでんだよ!?」」
「それで、もう他人に迷惑をかけずに喧嘩、できるよな?」
「「はい!します!しますからどうかやめてください!」」
二人して頭を下げるので、この記事は投稿しない事にする。
「そう言えば、君ら名前なんだっけ?」
自分で逮捕しておきながら、彼等の名前を忘れていた。
まぁ、彼等を鑑定すればわかるか。
ーーーーー
名前:葉中累
年齢:25
種族:人間
職業:無職
レベル:1
状態:健康
HP:3/3
MP:3/3
筋力:1(1)
耐久:1(1)
敏捷:1(1)
器用:1(1)
賢さ:1(1)
精神:1(1)
幸運:1(1)
異能:10(10)
SP:0
戦闘
魔法
技術
補助
耐性
異能
【爬虫類】
称号
ーーーーー
ーーーーー
名前:生谷夜刃
年齢:23
種族:人間
職業:無職
レベル:1
状態:健康
HP:3/3
MP:3/3
筋力:1(1)
耐久:1(1)
敏捷:1(1)
器用:1(1)
賢さ:1(1)
精神:1(1)
幸運:1(1)
異能:8(8)
SP:0
戦闘
魔法
技術
補助
耐性
異能
【刃物生成】
称号
ーーーーー
ーーーーー
名前:火上烈火
年齢:19
種族:人間
職業:無職
レベル:1
状態:健康
HP:3/3
MP:3/3
筋力:1(1)
耐久:1(1)
敏捷:1(1)
器用:1(1)
賢さ:1(1)
精神:1(1)
幸運:1(1)
異能:5(5)
SP:0
戦闘
魔法
技術
補助
耐性
異能
【煉獄火炎】
称号
ーーーーー
ーーーーー
名前:氷堂冷二
年齢:18
種族:人間
職業:無職
レベル:1
状態:健康
HP:3/3
MP:3/3
筋力:1(1)
耐久:1(1)
敏捷:1(1)
器用:1(1)
賢さ:1(1)
精神:1(1)
幸運:1(1)
異能:7(7)
SP:0
戦闘
魔法
技術
補助
耐性
異能
【極寒氷結】
称号
ーーーーー
ーーーーー
名前:暗洞里美
年齢:16
種族:人間
職業:無職
レベル:1
状態:健康
HP:3/3
MP:3/3
筋力:1(1)
耐久:1(1)
敏捷:1(1)
器用:1(1)
賢さ:1(1)
精神:1(1)
幸運:1(1)
異能:4(4)
SP:0
戦闘
魔法
技術
補助
耐性
異能
【闇影】
称号
ーーーーー
ーーーーー
名前:雷鳴雷光
年齢:17
種族:人間
職業:無職
レベル:1
状態:健康
HP:3/3
MP:3/3
筋力:1(1)
耐久:1(1)
敏捷:1(1)
器用:1(1)
賢さ:1(1)
精神:1(1)
幸運:1(1)
異能:5(5)
SP:0
戦闘
魔法
技術
補助
耐性
異能
【雷操】
称号
ーーーーー
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