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転生したバケモノの自由な生活  作者: 角谷 樹
第一章 過去編
17/37

時間を飛び越える

諸事情により少なめです。


誤字脱字を教えてくださるとありがたいです。

「マジかよ。俺、死んでたのか」


 まさかの衝撃の言葉を受けかなり慌てたが、龍巳に連れられた部屋で、龍巳にホットミルクティーを入れてもらって気持ちが大分落ち着いた。


「って、ミルクティーって、どっから持ってきたんだよ?」


 この時代には紅茶や牛乳は普及していなかったし、日ノ本でも作られていなかった筈なんだが。


「霧の森に一度帰還し、持ってきた物を使いました」


「えっ」


 そんなの無理だ。あそこはレベル500オーバーのモンスターが当たり前の今の地球上で最も危険な場所だぞ。まだレベル一桁の龍巳が戻っても殺されるだけだぞ?


「どうやって戻ってきたんだ?レベルの低いお前じゃ、入る事は出来ても出てくるのは難しいんじゃないのか?それに紅茶に牛乳まで持って帰ってくるなんて不可能だ」


「それは私のレベルが低かったら、でしょ?ステータス」


 龍巳の前にステータスが表示され、こちらに見え易い様にされる。


「これが今のステータスです」


 ーーーーー


 名前:柳田龍巳

 年齢:10  種族:吸血鬼ヴァンパイア・真祖オリジン(突然変異)

 職業:剣聖(99)  レベル:999


 HP:189,810/189,810

 MP:79,920/79,920


 筋力:29,970(30) 耐久:29,970(30) 敏捷:69,930(70) 器用:59,940(60)


 精神:29,970(30) 知力:29,970(30) 魔力:19,980(20)


 幸運:4,995(5)

 SP:1,998


 武術系スキル

 刀術Lv.Ⅹ、魔剣術L v.Ⅹ、聖剣術L v.Ⅹ、聖魔剣術L v.Ⅹ、神剣術L v.Ⅹ


 魔法系スキル

 低級属性魔法L v.Ⅹ、中級属性魔法L v.Ⅵ、白魔法L v.Ⅵ、黒魔法L v.Ⅵ、上級属性魔法L v.Ⅴ、時空間魔法L v.Ⅴ


 技能系スキル

 技能L v.Ⅹ


 耐性系スキル

 完全全体耐性L v.Ⅹ


 特殊系スキル

 日光克服L v、超速回復L v.Ⅹ、仙法L v.Ⅹ、思考加速L v.Ⅹ、加速Lv.Ⅴ


 加護


 称号

『夜の女帝』『吸血鬼の始祖』『弱点を克服した者』

『神の領域に踏み入れた者』

 ーーーーー


「私もあの案山子の破壊には協力してたからか、レベリングされていたみたいです」


「これなら霧の森に入っても問題ない訳か」


 もう納得してしまった。そりゃ紅茶と牛乳を取りに戻って帰れる訳だ。レベルが999に戻って基準値も少し上がってるならあの森を龍巳なら余裕で生き残れるだろうな。


「そうか。てことは俺達、元の力を取り戻したって事か」


「そう言う事になりますね」


 レベルは目標の999到達どころか限界突破して1,000だ。基準値もかなり上がったので、能力値もグンッ!と上がった。


 彼らが指し示す事は、


「ハジメ君達は?」


「この屋敷にいますよ。私を最初に出迎えさせようって話してましたから、今はまだ会ってないだけでちゃんといますよ」


「そうか、呼んでもらえるか?約束を果たす時が来た」


 彼らを現代の日本に送り返そう。





「アンタ、生きてたんだな」


「龍郎さん、良かったです。生きてて」


 ハジメ君はツンツンしているが本心では『よかったー!生きててくれて!』と思っている。ツンデレかな?紗織ちゃんは本心で言ってる。素直やなぁ。


「実はな、レベルが目標以上の数値になって能力値も上がったから、君達を送り出す事ができる様になった。約束を果たせる」


「「…………」」


 二人とも驚きのあまり石の様に固まってしまった。


「いきなり帰すってのは君達の都合に合わないだろうから、いつでも言ってくれ。周囲への別れの挨拶でもして帰還の準備をして、準備が出来たら呼んでくれ」


 俺はその場に棺桶を出し、中に入って蓋を閉めた。


 この棺桶は俺がさっきまで入っていたあの箱だ。なんだか入り心地が良かったので、アイテムボックスに仕舞って、持ってきたのだ。


「ほんじゃ、俺寝るから。おやすみ〜」


 俺は取り出し棺桶に入り、眠りについた。





 ハジメ君達に彼等を送り出す事ができる様になってから数日、ハジメ君達に話しかけられた。


「準備出来たぞ。って、お前どうした!?顔色悪いぞ!」


「ああ、ハジメ君に紗織ちゃん。丁度良かった。こっちも万全の状態だよぉ!」


「どう見ても万全じゃないです!二徹したハイ状態の顔をしたサラリーマンみたいな顔してます!顔が怖いです!」


 二徹は惜しいぃ!五徹したよ!


 ヤバい。また頭がハイになってしまう。落ち着け俺、落ち着け!


 よし!落ち着いた!えっ、まだ?


 五徹した理由は【ストック】で魔力を貯めていた為だ。魔力と言うより、効力かな?


 正直言って、今現在の能力値では彼ら二人を500年後へ送り届ける事は難しかった。だから五徹もして魔力を貯めたのだ。


 ーー【ストック】を使うならレベル上げる必要無いじゃん?って?


 それだと何十年も掛かる。レベルが一、二桁だと消費魔力は微々たる物だが、レベルカンスト、それもレベル1,000状態の今の俺なら消費魔力は文字通り桁違いだ。


 俺だからこそ二徹したように見えるし、精神を保つ事ができているが、常人なら壊れているんじゃないかな?


「行くなら、行こう。今の俺はとても眠い!お前らが準備出来るのがこんなに早いとは思わなかったからな!」


「近所への挨拶回りと学生達への通達だからな」


「……あっ、うん」


 ヤベェ、眠くて話が頭に入らなくなってきたぞ。


「……俺達が居なくなった後、この屋敷とダンジョンの管理、一葉の世話を頼めねぇか?」


「いいぞ。500年後、お前達が此処に帰って来たら、お前らに返せば良いのか?」


「ああ、それで良い」


 丁度、住む場所を探そうと思ってたから丁度いいな。まぁ、500年後には普通の家に住む事が夢だからな。こんな広い家を500年も管理するのは流石に疲れるのが本音だな。


「じゃあ、送るぞ。場所の座標はこれで良いか。【時空間魔法・時間跳躍】」


 ハジメ君と紗織ちゃんの後元に時計の様な魔法陣が現れ、そこから溢れた光に二人が包まれ、二人の身体が透けて行く。


「また500年後に会おう。ボコボコにしてやる!」


「その時は今度こそお前に勝てる様になってみせるからな!」


「龍郎さん、私達を助けてくださり、ありがとうございます!500年後にまた、会いましょうね!」


「紗織ちゃんも、また会おうね!」


「やっぱ、紗織と俺との扱いに差があると思うんだが!」


 彼等の姿が完全にその場から消えた。


「……一葉ちゃん」


『どうされました?龍郎様』


「俺、寝てるから、誰か来たら起こしてね」


『承りました』


 やっと寝れるぅぅ!


「面白かった!」「続きが気になる!」と言う方は『ブクマ』、『感想』、『評価』で気持ちを伝えてもらえるとありがたいです。

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