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転生したバケモノの自由な生活  作者: 角谷 樹
第一章 過去編
12/37

初めての強敵!

「紗織!」


「異能【時空操作】!」


「グハッ!?」


女、紗織が叫んだ後、ハジメが一瞬で俺の前に立っており、俺からは何十もの切り傷が出来ていた。


「父上!?」


「龍巳!動くな!」


全く見えなかった。おそらく紗織と呼ばれた女の能力だろう。あの女の言葉から察するに、


「時間停止か」


「やっぱり気付くよな!てか、前から知ってただろ!」


ハジメの言葉をさっきから違和感を感じる。


「お前、なんか勘違いしてないか?」


「お前らが俺ら狙ってんのは知ってんだよ!」


「狙ってるちゃあ、狙ってんのかな?」


確かに今日は彼らと模擬戦をする為に来たから狙ってるって言われたらねらってるのかな?


でもやっぱりすれ違ってるような?


「紗織!次こそは決めるぞ!」


「龍巳、準備しろ!特に目だ!」


「【時空操作】!」



紗織が叫ぶと周囲から音が聞こえなくなり、空を飛んでいた鳥が上空で動きを止めた。


全てが止まった世界で止めた本人の紗織とハジメだけが動いている。やはり時間停止であっていたか。


しかし止めた本人はなんで動かないんだろうな?まぁ動かないならこっちは助かるから良いんだけど。


ハジメが近くまで来るのじっと待った。真正面に来るのを待った。そしてついにその時がやって来た。


「っ!」


ハジメが俺の拳の届くところまで来たので、【時空間魔法】で同じように時間の止まった世界で動いた。手がハジメの首を捕まえる様に動く。


後ちょっとと言うところで、


「っ!?」


「引っかかったな!」


ハジメは背後におり、俺の背中を斜め斬りしていた。


時間が動き出した。


一体何何が起こったんだ?


「時間の止まった世界でも動けるのは知っていたよ。だからちゃんと対策はしてたんだぜ?」


やっぱりだなんかおかしいだよな。


「お前、敵だけじゃなく、仲間にも注意を払うもんだ。よく言うだろ、パーティを崩すなら回復職と魔法職は狙われ安いからしっかり守るって。常識だろ?」


ちょっとイラッて来たので挑発してやった。


「何言ってんだテメェ……紗織!」


「チェックメイトだ」


時間を止めるだけで、見ているだけの紗織の背後から龍巳が刀を首に向けている。


ハジメが剣士なら紗織は魔法使いって役回りだろうか?

パーティメンバーで誰を先にリタイアさせるかだったらやっぱり回復職と魔法職だろう。


今回は現実。此処なら人質だ。


人質となった紗織を救う為、ハジメが動こうとする。


「おっと、動くなよ」


「あぐっ」


龍巳が指を紗織の喉に突き刺した。


「俺達吸血鬼は指からも血を吸うことができる。今みたいにな。安心しろ呼吸、血管に異常はないし、血を吸うことはしないでやる。とにかく動くな」


「父上、とても暖かい管の様な物がありますよ。多分血管ですね。人間の血管は初めてです人間の血ってどんな味なんでしょう。気になりますね」


「龍巳、今大事な交渉中だから。余計な事しないで。後で用意してあげるから」


なんか初めて吸血鬼らしい会話してる様な気がするな。


「卑怯だぞ!」


「まぁ、待ちなさい。俺達は君達を殺しに来た訳じゃ無い。ただ単に戦いをしに来ただけだ」


「とっくにやってんだろうが!」


「戦いと言っても試合、模擬戦だよ。先ずはさっき立たずに交渉をしようじゃないか」


「なら先ず、あの女に紗織から指を離させろ」


まぁそれくらいなら良いか。


「龍巳、抜いてやれ」


龍巳が紗織から指を抜く。紗織の首には指の後は無く、綺麗なままだ。


「【雷神】」


「ッ!龍巳!」


ハジメが紗織から指が引き抜かれるのを見た瞬間、一瞬で龍巳の元に行き首を切り下ろした。


「お前ら吸血鬼はこれくらいで死なんだろ。これでおあいこだ」


ーードタッ!


龍巳の驚愕した顔をした頭が身体から落ちた。


今のハジメの動きは少しだけ見えたが速すぎる。龍巳よりも速かった。


「いや、まだだ。【全身全霊】」


「フギャッ!?」


俺が一瞬でハジメの上を取り、拳骨を落とす。ハジメは頭を殴られた衝撃で、ハジメの頭は床を突き破って、床に突き刺さった様に頭が床に埋もれた。


「頭斬り落とすとかやりすぎだろ。龍巳さっさと起きろよ」


「わかりました、父上」


頭を無くした龍巳の身体が起き上がり、頭を拾って首に置く。首は直ぐにくっつき、傷跡も残らずに首をポキポキ鳴らした。


「えっ、えっ、えぇぇぇぇええええええ!?」


紗織はこれまでの事を見てかなり混乱、驚愕した声を上げていた。


「えーと、紗織ちゃん、だっけ?そこの馬鹿にはちゃんと躾けておいてね。俺達は敵じゃ無いって」


「まっ、待ってください!」


彼等から離れる為後ろを振り向いた、目の前に紗織急に現れて俺達を引き止めた。


「えっ!?い、今後ろに居たよな?えっ、どうなってんの?」


先程まで後ろに居たはずなのに全く認識出来ずに正面に現れたのであまりの驚きに少しパニクッてしまった。


「貴方達、柳田龍郎さんとその娘の龍巳、ですよね?」


「そうだけど?」


「私達何度も会ってますよね?主に貴方達から」


何言ってんの、この人。


「何訳わかんないこと言ってんの?俺ら今日初めてお前らに会ったぞ」


「えっ、じゃあこの人達……」


急に紗織がブツブツと小さい声で呟き出した。


「じゃっ!俺達帰るよ。話せる様じゃ無いし。また来るよ」


俺達その場から去っていった。


マジで何なのこの人たち。不気味だな。


「父上、この女に指を刺してる時に思ったのですけど、この女とあの男の血の匂い、父上に似ています」


「やっぱり?なんか俺も懐かしい感じがするんだよねぇ」


なんだか彼らから懐かしい匂いと気配を感じるんだよな。なんでだろ?


「鑑定と解析を掛ければ何かわかるのでは?」


そうだよ。なんでしなかったんだよオレ!?


「鑑定アンド解析」


 ーーーーー


 名前:佐藤初

 年齢:20

 種族:人間

 職業:学徒(9/24)

 レベル:55

 状態:気絶

 HP:2,835/3,135

 MP:2,320/2,320


 筋力:880(16)

 耐久:880(16)

 敏捷:1,375(25)

 

 器用:825(15)

 賢さ:660(12)

 精神:825(15)


 幸運:200(200)

 異能:1,650(30)

 SP:225


 戦闘

〈武術Lv.7〉


 魔法


 技術

 〈水泳Lv.Max〉〈鑑定Lv.Max〉〈火起こしLv.Max〉〈料理Lv.9〉〈投擲Lv.4〉〈建築Lv.Max〉〈工作Lv.3〉〈水作りLv.Max〉〈素潜りLv.Max〉

 〈洗浄Lv.Max〉〈高速処理Lv.Max〉


 補助

 〈疾走Lv.Max〉〈馬鹿力Lv.Max〉〈瞬足Lv.4〉〈怪力Lv.4〉〈超回復〉


 耐性

 〈精神耐性Lv.Max〉〈疲労耐性Lv.Max〉〈薬物耐性Lv.Max〉


 異能

 〈発火Lv.Max〉〈水操作Lv.Max〉〈雷電Lv.Max〉〈浄化Lv.1〉〈雷轟Lv.Max〉〈火炎Lv.Max〉〈治療Lv.1〉〈付与〉〈豪炎Lv.Max〉〈水生成Lv.3〉〈異次元収納〉〈雷神〉〈火神〉〈風神〉〈水神〉〈土神〉〈無限分身〉〈創造Lv.Max〉〈ダンジョン創造〉



 称号

 〈雷神〉〈火神〉〈風神〉〈水神〉〈土神〉〈自然神〉〈ダンジョンマスター〉

 ーーーーー


「ん?あれ?俺のステータスの表示と違う。それにコイツ、レベルタケー!?」


まさかレベル55って、どうやってここまでレベル上げてんだよ!何と戦ってんだよ!?


「どうしたのですか父上?何かあったんですか?」


「いや、俺らあれによく勝てたなと思って」


マジで俺らもなんとも無い様な感じだけど、時間が止まった世界で動くのかなりMP消費したから次でまし時間停止されてたからもう勝てなかったよ。


それにあの男が油断してたから気絶させることができたが、俺の奥の手【全身全霊】が入ってよかったよ。



裏話

【全身全霊】

バランス型である龍郎の力を特化型にする、龍郎の奥の手。使えば龍巳みたいなスピード特化のの様な力にもできるし、鉄壁のガード特化にもアタック特化にもできる。特化型にしてると他が当然弱くなるので特化先を瞬時に変更する必要がある。アタック特化時にカウンターされると龍郎にとっては髪装甲の防御力なので使う時はここは!と言う時にしかし使わない。


あの時はハジメが龍巳の首を斬り落とした事で油断していたので、カウンターされずに気絶させることができた。


誤字脱字を教えてくださるとありがたいです。

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