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「次郎さん村長の話はいかがでしたか?」

「明日以降に十五人ほど人を出すそうです、村で立ち行かなくなりそうな家が三家族ほどあるそうなので借金返済してもらえるならと言っていました」

「そうですか明日、村長に会わせてもらいましょう」

「あと市用の物資を用意してほしいそうです」

「じゃあピーター、楓、エンア、ソフィア、ニールは拠点に残ってもらって、ほか全員で荷馬車に小麦などを積んで行きましょうか」

「ピーターよろしく頼む」

「はい」


夕食後に沙夜子を部屋に来てくれるようにお願いをした

沙夜子が来る前にモノ作りをしよう

・鉄

<錬金術>

滑車×10、ショートソード(部品)×10、鍬(部品)×5


コンコン

「どうぞ!」

「入るわよ、ハーレム大王パンゲア!」

「それはやめてくれ、あのノートのことは!」

「あれは貴方の原点でしょ?」

仁王立ちしている沙夜子に

「とりあえず座って!」


「とりあえずそのハーレムのこと何だけど」

「この世界では権力者は何人も奥さんが居るわよ」

「いいの?」

「寛大な彼女でしょ!」

「でも一番愛してね♥」


朝荷物を荷馬車に積み込む村に向かった

北のほうから村に向かってくる五十人ほどの集団が向かっている


村に着き市を開く場所を聞いて次郎を筆頭に向かってもらった

僕は村長邸に向かった

村長邸はこの村に来た時に作った家に引っ越しをしたそうだ


村長に談話室に通された

「昨日次郎さんから聞いたのですが三家族の借金はいかほどですか?」

「全部で金貨二枚、銀貨五枚ですな」

「金塊で支払ってもよろしいでしょうか?」

「かまわんが本物だろうな、お前が出すものなら本物だろうが」

金塊をテーブルの上に出す

「もうすでに荷物をまとめるように言ってある」

「僕が必ず払うと思っていたんですね」

「当たり前だ、あと遅くなったがクイーンアントを倒してくれてありがとう」

「来年からは税がちゃんと払える」

「そうだ、市での売り上げの税はどうしましょう?」

「売り上げの二割五分でいい」


市の場所まで行くとすごい人だかりだった

村の大半の人が来ているみたいだ

やはり小麦粉が一番売れているな


「沙夜子、大盛況だね!良かった」

「小麦粉と布が終わりそう」

「追加で出しておくよ」

小麦粉を打っているキアステンとイェンの所に行き追加で小麦粉置いた

「ありがとうございます、ジャンジャン売りますね」

「よろしく」

楓とイダの所に行き

「布ここに置いておくよ」

各種布を置いていく


そして商人たちのキャラバンが村にやってきた

まずは村長邸に行くみたいだ

たぶんここに村長が案内してくるだろう


「すいませんアヤトさまですか」

くたびれた男が話しかけてきた

「そうですが?」

「このたびは借金を肩代わりしてくれてしかも雇っていただけると聞いているのですが

?」

「ほかの人たちはどこに?」

「村の入口あたりにいます」

「そうですか、ならばあそこで食事の屋台があるのでこれで人数分買って食べて待っていてください」

大銅貨を一枚渡す

「あ、ありがとうございます!」


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