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夜、部屋に沙夜子とエンアがやってきた
「沙夜子、エンアどうした?」
「綾人、エンアのお願いを聞いてあげて」
「どんな事?出来ることなら協力するよ!」
「私は戻るね」
沙夜子は部屋を出ていった
「で、エンアお願いってなに?」
「綾人さんのお情けをいただきたいのです!」
「沙夜子さんには許してもらっています!」
「な、なに!」
「初めてなので優しくしてください」
夜が更けていった
朝、炊事場に向かった
「おはよう!沙夜子」
「おはようハーレム大王!」
「さ、沙夜子!」
「ごめん、うそ、嘘、半分はほんと!」
「綾人はみんなのものだから!」
朝食前に果樹園の前に
・木材、板
厩と鶏舎を建てた
牛と馬を厩に連れていき小麦と水を与えた
そろそろ釘も少なくなってきたな
荷馬車、箱馬車
門の所に衛兵がやってきた
「すいませーん!」
門の所に向かい
扉を開ける
「何でしょうか?」
「村長より伝言を預かってきました」
「明日、旅商人が来るので村に来てほしいそうです」
「わかりました、ただ本日うちのメンバーの次郎が伺いますので相談があることを伝えてもらえますか?」
「わかりました、伝えさせてもらいます」
朝食を食べた後
次郎、芙紗子、イダ、アンネ、ニール、メッテに村に行ってもらい
沙夜子、楓、エンア、キアステンにモノ作り
ピーター、ソフィア、イェンに周辺を警戒
そして僕は橋の建設の続き
「よし!まずは石レンガをアーチの上に無限収納から出しながら」
ある程度の間隔に石レンガを置いていきながら
<クリエイトアース>
よし!これで一応は馬車が通れるようになった!
次は橋中があるところに火がともせる塔を建てて
<クリエイトアース>
ここからが重要だな!ここからダンダンブまで続く街道の整備
<クリエイトアース>
ガガガガガッ!
何度も道の整備をしているので魔法の効率が上がっていてお昼頃までには街道にぶつかるところまで整備できた
休憩だな
沙夜子が持たせてくれたハンバーガーをほおばり幸せをかみしめた
ここに看板を建てて
帰りは石レンガ敷き詰めて橋のところまで戻っていった
「そろそろ日が陰っていくな」
宿屋予定の裏手に六部屋ある長屋を建て、商店予定に裏手に三部屋ある家を二棟建てた
宿と長屋の間に井戸を掘って
だんだん街道の宿場町らしくなってきたな
そこにピーターたちがやってきた
「綾人さんあの橋は何ですか!いつも驚かされますがあれは一番ですね!」
「そうだね、一番の傑作だね!ほめてくれてありがとう!」
一軒の商店に雑貨類を大量に置いておいた
もう一方には食材をそして宿屋には沙夜子に作りためていたベッドなど家具を設置していった
「これでしばらくは問題なく宿場町は機能するだろう」




