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「この人数だと少し窮屈だね」

「村長にお願いをしてもう少し土地を借りるかな」


「いただきます!」

「「いただきます」」

いつものパン、ボア肉、野菜炒めのほかにシチューぽいものがあった

「これはシチュー?」

「そう近所のおばさんが貴重なバターとミルクを分けてくれたの!」

「良かったね!牛?が居るのかなこの村には?」

「共同で5頭飼っているみたい」

「デザートが充実しそうだね」

「沙夜子さんの料理はほんとにうまい!宮廷料理人のようだ!」

ピーターが叫んでいた

沙夜子が

「ありがと最高のほめ言葉なのかな?」

「綾人、ストックのパンはどのくらいある?」

「あと少しだね、二十個くらいかな?」

芙紗子さんが

「こんな料理食べられるとは思っていなかったし自分でももう作れないと思ってましたよ」

「良かったです!これからたくさん色々な料理を作っていきましょう」

「そうだ明日からの予定を立てたいからピーター、沙夜子、楓、キアステン後で談話室に集まって」

「はい」


食事の片付けや入浴を終えて談話室に五人で集まった

「それじゃあみんな揃ったから話を始めようか」

「はい」

「まずは僕、ピーター、沙夜子、ソフィア、エンアで鉱山に行こうと思っている」

「イダ、キアステン、アンネ、ニールで畑の手入れをした後小麦の粉ひきと採油をしてもらう」

「楓は両親とイェン、メッテを連れて村で有用そうな物を集めてくれ」

「村残留組は時間が余ったら糸と布を作っていてくれ、地下に資材は置いていく」

「何か質問はある?」

沙夜子が

「鉱山にはなんで行くの?」

「魔物があふれているらしいので一回調査に行きたい」

楓は

「何かどうしても欲しいものはありますか?」

「ミルクかな?あと村長に交渉して牛を譲ってもらえるか打診してみてくれ」

「鶏もほしいかな、卵も少なくなってきた」

「ほかに何かある?」

「ない」

「じゃあ解散!」


部屋に戻ると沙夜子がやってきた

「楓ちゃんの両親見つかってよかったね」

「ほんとだ、でももう少し遅かったら危なかったかもしれない」

「そうねこの世界は魔物のおかげで疲弊してるみたいね」

「だからここでも村人の生活水準を向上させないと」

「頑張れ!綾人生き生きとして、この世界にきてよかったかもしれない」

「そうか?自分ではあまり意識してないんだけどな」

「前の世界では必死に周りに合わせて綾人らしさが感じられなかったから結婚に対して不安だったの」

「そうなんだ、嫌いになったから断られたのかと思ってた」

「今は充実してるでしょ!可愛い子にも囲まれて」

「なに言ってるんだ!沙夜子さん!」

「冗談はさておき楓ちゃん両親にちゃんと甘えられるかな」

「どうだろうね?両親と同い年ってどんな感覚なんだろうね」

「なるようにしかならないよ!明日楓ちゃんに聞いてみよ!」


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