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日が落ちるまで歩き続けた

少し先にたき火をしている煙が見える


「あの煙が上がっている所まで行こうか」

「十五人ぐらいの人が野営をしているみたいだ」

「はい」


たき火があるところまで行くと探索者らしき人たちが野営の準備をしていた


「すいません一緒にここで野営させてもらってもいいでしょうか?」

「いいが、まずはギルド証を見せてくれ」

「俺はオラルクールを拠点に活動をしているゴートンだ」

ギルド証を見せながら

「最近探索者になった綾人です」

「ひよっこか、だが熟練の探索者の感じがしたんだがな」

「気のせいですよ」

「よろしくお願いします」


「そういえば僕みたいに黒髪の人を見かけませんでした?」

「ん?そういえばリバルタンの村に黒髪の若夫婦がいたな」

「旦那が凄腕の狩人だったな!」

「同じ地方のものか?」

「もしかしたら探している人たちかもしれません」

「珍しかったから話しかけたんだ、最近リバルタンに来たらしいぞ」

「ありがとうございます」


みんなが野営をしている所に戻った

「楓ちょっといいか」

「なに?」

「君の両親の有力な情報を仕入れた!」

「え!えー!ほんとですか」

「静かに、ただ僕らと同じでたぶん14才だ」

「まってくださいそしたらパパ、ママって呼んだらおかしいんですよね」

「それはあったときに考えよう」

「はい!なんだかワクワクします」


それじゃあ僕は寝床を作ろう

<クリエイトアース>

十人ほどが入れる土の小屋を二棟建てた


他の探索者のほうから驚きの声が上がった


小屋の入口近くにライトの魔法で明かりをともし

その前にテーブルやいすを出した


するとゴートンが近づいてきた

「お前は魔導士かすごい魔法だな」

「僕は魔導士じゃなくて魔剣士です」

「魔剣士?これだけすごい魔法使えて接近戦も出来るのか!」

「そちらにも小屋を建てましょうか?」

「出来るのか?結構魔力使っただろ?」

「まだ何棟か建てる魔力は残っていますよ」

ほんとは何千棟建てられますが・・・


探索者のほうに行き六人くらいは入れる土小屋を三棟建てた

「すごいなこんな土魔法の使い方初めて見た」

魔法使いらしき探索者が

「僕は火魔法使いですけどかなり魔力使っているでしょう!」

「生まれた時から魔力量が多かったんですけど剣士にあこがれてまして」

「そうか、もしかして小さいころから魔物を倒していたのか?」


「そうですね、小さいころから魔物を倒していましたね」

ゲームでね!

「それでは」

探索者の所から仲間の所に戻った


「おいそこのチート者!なに遊んでいるんですか!」

「すいません!沙夜子さん!」

「夕飯できたわよ」

「それじゃあ食べようか」


夜番の順番をまず沙夜子、楓、ニール次に僕、エンア、キアステン

最後にピーター、ソフィア、イダ、イェン、アンネ

三交代ですることにした


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