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家に戻ってきた
「おかえり!」
「沙夜子さんなんか怒っていませんか?」
「怒っていません!色々やりたいのはわかるけど!もう少し相談して!」
「すいません!突っ走りすぎました!」
その場に最大級の土下座をする
「相談がありますとゆうより報告があります」
「わかったまずは夕飯!それからみんなで聞きましょう」
夕飯を食べそのまま食堂に沙夜子、楓、ピーター、イダ、エンア、ソフィア集まった
「まずは今日あったことの報告です」
今日一日のことをみんなに話した
「明日の準備はみんな出来てるよね?」
「出来てるわ」
「朝、借金をしている人たちに仕事を割り振りたい」
「市の準備があるから私たちはできないよ」
「わかっている」
「そのことは市が終わってからここに集まってもらうように伝えてある」
「二十人くらいの人が来ると思う小さい子供もいるが」
「楓ちゃんには女性子供に糸紡ぎ機織りをさせてくれ」
「ピーターは採油作業を二人ぐらいにさせてくれ」
「イダは裏手にある畑、果樹園の手入れを2人くらいに」
「沙夜子は家具職人がいるから家具作りを手ほどきと」
「エンア、ソフィアは沙夜子に教えてもらっている料理を今まで来ている娘たちに教えてやってくれ」
「僕は畑の拡張をする、綿花を大量に栽培する」
部屋に戻り
「はぁなんか人を率いていくのは大変だな」
「神様やれるでしょうか?」
コンコン
「はーい」
「入るよ」
沙夜子が扉を開けて入ってきた
朝起きたとき沙夜子はもういなかった
家の裏手にいき今ある畑の横にさらに畑を拡張する
井戸に水魔法である程度水を流して果樹園に魔力を流す
ザワザワザワ
リンゴがたくさん実っていった
食堂にいき朝食を食べみんなで市が開かれる広場まで向かった
「ここで市をやる、品物を出すから準備をして村人が来るのを待とう」
準備をしていると待ちきれない村人がやってきていた
村人に向けて
「もう少しで準備終わります!物々交換でもいいので沢山買っていってください!」
ピーターの敷物に皮、革製品、針、釘
楓の前に糸、布、シャツ、ズボンなど
エンアとイダの前にリンゴ、ベリー、ジャガイモ、綿花油など食料品
沙夜子とソフィアは即席の屋台パンに焼肉を挟んだもの、肉団子スープ、黍団子
僕が農具を担当しようと思ったらガイたちがやってくれることになった
いつの来ている娘たちも忙しい場所を都度手伝ってくれている
やることがないので地図で商人たちの状況を確認してみた
百人くらいの集団が北西の方角2㎞ぐらいの所までやってきていた
そういえば商人としか聞いてなかったけど何を扱う商人何だろう
ギルドの人間もいるらしいから何か転移者の情報を持っていないかな
しばらくして商人たちのキャラバンの先頭が村に着いた
村長の所に行こう
村長邸の客間で待っていると三人とバースがやってきた
「失礼します」
「紹介いたします、そちらから雑貨商のウィリアムさん、奴隷商のノアさん、材木商のガーノさんです」
「初めまして探索者の綾人と申します」
「初めましてウィリアムです、人がほしがるものなら何でも扱います」
「初めましてノアと申します、主に農奴を扱っております今回もほとんどが農奴です」
「初めましてガーノです、トレント材は今回すべてギルドが伯爵さまに収めるのでそのほかの材木があれば引き取ります」
一通り挨拶が終わり商談に入った




