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お昼も食べずにフィースの鍛治仕事を見ていた
カンカン
「すいませーん!」
ピーターだ
「ごめん!奥にいる」
「沙夜子さん怒ってますよ!」
「弁当にして持ってきました」
「ありがと!もう少ししたら戻るよ」
「あとガイたちも柵作り終えたので暇をしています」
「そしたらピーター稽古つけてやってくれ」
「わかりました」
村をブラブラ歩いていると
「すいません。探索者のアヤトさんですよね?」
「そうですが?」
「家具大工のレースといいます」
「お願いがあるのですが木材を少し分けてもらえないでしょうか?」
「いいですけど何かあるのですか?」
「今度来る商人に借金をしていて明日までに金貨10枚を用意しないといけないのですが」
「それで?木材?これから何かを作っても間に合わないんじゃ?」
「やれるだけのことをやろうと思って」
「なんでそんな借金が?」
「昨年怪我をして収入が全くなくて」
「払えない場合は?」
「家族全員が奴隷に」
「村長は助けてくれないのですか?」
「そんなことしたら村が破たんしてしまう」
「ほかにも借金している人はいますか?」
「何家庭はあります、手に職がない家庭はうちよりひどいです」
「わかりました!借金している人たちを新しい集会場前に集めてください」
「わかりました!行ってきます!」
レースは慌てて走り出していった
今回助けることは簡単だ!何か手はないかな?
まずは村長だな
「ごめんください!」
扉があきバースが出てきた
「綾人さん何か御用ですか?」
「ちょっと村長に相談が」
「わかりました、書斎まで案内します」
コンコン
「何だ?」
「綾人さんが相談あるそうです」
「入れ」
ソファーに座ると
「相談とは?」
「村人何人かをうちで雇いたいのですが良いでしょうか」
「かまわんが?なぜ?」
「この村に名産品を作ろうと思っております」
「商売をやるなら税金を取らんといかんぞ」
「人を雇うなら人頭税もかかる」
「わかりました。とりあえず足りるかわかりませんが」
ポーチから出すふりをして金塊1㎏を出す
「これでどうですか足りない分は木材を持ってきます」
「わかった商売、人を雇うこと許可しよう」
「ありがとうございます」
「あと広げた場所に農地と井戸を作っておきました」
「おぬしはどれほどの財産を持っているんだ!自分で伯爵にお願いして開拓村を作ったほうが良いのではないのか」
「それはもう少し僕が人を導いていけるだけの器になったら考えます」
集会場の前に行くとすでに人が集まっていた
「待たせましたか」
「いえ大丈夫です!」
「みなさんにはなんと話しましたか?」
「借金が何とかなるとしか!」
「わかりました」
「みなさん!いったん借金は僕が肩代わりします」
「それからしばらく僕のところで仕事をしていただきます!」
「農作業、糸、布、油、材木の処理など色々やってもらいます」
「各家庭の借金を今から渡します」
「今回はみなさんを信用して先に借金額の銀塊を渡します」
「あ、ありがとうございます」




