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お風呂からあがってみんなを風魔法で乾かし食堂に向かった
「お風呂あがった」
「はい!初めてでしたけど気持ちよかったです!」
「良かった!」
「じゃあみんな席について」
「今日は柔らかいパンがあるからね」
「いただきましょうか」
柔らかいパン、蕎麦のガレット、ホウレンソウとベーコンの生パスタ、ジャガイモのポタージュ風
野菜スープ、焼き川魚
「コンソメスープ?」
「そう楓ちゃんにたので煮込んでもらっていたの」
「パンはリンゴを渡したときからいつかできると思っていたよ」
「土魔法の発酵はすごいね」
「楓ちゃん食材集め苦労した?」
「あまり苦労しませんでしたお肉をだいぶ交換してしまいましたが」
「ただバターが交換するのに結構肉使いました」
「カブと大根とホウレンソウは作っている家庭が多かったですね」
「ほかには何か交換した?」
「インク、ペン、紙それと鍛冶屋さんから釘もらいました」
「あと食器類、ロープも10m分交換しました」
「村長様から市を開いてくれないかと打診を受けました」
「明後日商人がやってくるのでその時一緒にやってほしいそうです」
「わたし布と糸を出したいと思っています」
沙夜子が
「だったら私は出店出そうかな」
娘たちが
「ほんとですか新しい服が縫える!」
「じゃあ役割決めようか」
「ピーターは革製品を出してくれエンアとイダは食料品ソフィアは沙夜子の手伝い」
「僕は鍬や農具を出そう」
ガイたちが
「武器は出さないのですか?」
「出さない鍛冶屋などの仕事を奪ってしまうから」
「沙夜子、楓ちゃんあとで部屋に来てもらっていいか」
「わかった」
少し時間があるので解体場で作業をしよう
解体場に来て採油機に綿花の種で油を搾っていく
石壺30本分とって部屋に戻った
コンコン
「どうぞ」
「私たちを呼び出したのはどうして?」
「今後のことなんだけど一か月ぐらいここに居て村長に聞いたんだけど西のほうに行くと川沿いにリーベントルとゆう村があるらしいのでそこに行こうと思う」
「そこの村のほうが伯都に近くて栄えているらしい」
「もしかしたら転移者に会えるかもしれない」
「お父さんとお母さんは大丈夫かな?苦労してないかな?」
「まあゲームをやっていたお父さんがいるからたぶん大丈夫じゃないかな」
「それとお願いがあるんですが沙夜子さんと同じように恋人にしてもらえませんか」
「えっ?なにを言っているんだ!そんなのおかしいだろ」
「沙夜子さんには話して了解を得ています」
「沙夜子?」
「しょうがないじゃないこんな世界に来て頼れるのが綾人しかいないんだから」
「ゲームとか小説ではそうゆう展開だってあるんだからいいんじゃない」
「綾人だって楓ちゃんのことかわいいと思っているでしょ」
「だから二人で相談して綾人は二人のものとゆうことで!」
「それで大丈夫なのか?」
「男としてはうれしい話だけど」
「綾人は今そんだけの甲斐性あるでしょ」
「いいの?」
「あなたの情熱を一人で受けるだけだと大変なのよ!」
「あんまり恥ずかしいこと言わせないで!」
沙夜子は立ち上がり
「でもまだすべて気持ちの整理がついたわけじゃないからね」
「今日は楓ちゃんに譲るわ」
「でもわたし初めてなんですけど」
「綾人がリードしてくれるわよ」




