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家の裏手にやって来た
「今日はジャガイモを作るか」
豊穣の土をまいて鍬で耕してゆき
「ちょっと手間だけど」
ジャガイモ３０個ほど出し魔力を込めていく
均等に植えていき水を撒いて魔力を流す
ウネウネウネ
一瞬でジャガイモの葉が茂っていった
「綾人！ご飯よ！」
「はーい」
食堂に行くとみんな揃っていた
「ごめん僕が最後みたいだね」
「夕食を食べる前に聞いてほしい」
「明日から何日か森にトレント、ゴブリンを討伐に行く」
「わかりました！」
「午前森でトレントを全員で午後は僕以外でゴブリンを倒していく」
「それじゃあいただきます」
無発酵パン、ボア肉とジャガイモの炒め物、ジャガイモのスープ、薬草サラダのベリーソース
「娘達が来たら仕事を教えてあげて」
「僕は少し村に行ってくる」
「おはよう」
門番のイェンスに話しかける
「おはようございます」
「ちょっと聞きたいのですがこの村に鍛冶屋はありますか？」
「あるよ村長の家に行く途中に高い煙突が建っている家がフィースの鍛冶屋だ」
「ありがとうごさいます！これどうぞ」
無発酵パンを渡す
鍛冶屋の前に来た
「ごめんください！」
扉は開いていたので中に入る
「誰だ！何か用か」
「お願いがあって」
ポーチから出すふりをして鉄の塊１０ｋｇを出す
「釘を１０００本作っていただけますか」
「上質な鉄だな」
「お代はいくらぐらいになりますか？」
「結構鉄が余るだろそれでいい」
「ありがとうございます」
「お前は最近噂になっている探索者か」
「噂はわかりませんが最近こちらの村にお世話になっている探索者の綾人です」
「俺はフィースだ」
「フィースさん薪など材木を扱っている人はいますか」
「材木屋ならギルド裏手のヘンリックだ」
「ありがとうございますでは失礼します」
材木屋の前までやってきた
店の前で材木の手入れをしている人がいるので
「すいませんヘンリックさんですか」
「そうだ何か用か」
「材木を引き取ってもらいたいのですが」
「どのくらいだいつもって来る」
ポーチから出すふりして２０本ほどの材木、１００枚ほどの板を出す
「魔法袋持ちか」
「こんなに出されても支払いが出来ん」
「葉物野菜がほしいのでそれをしばらく収めていただければよいです」
「葉物野菜かそれだけでいいのか」
「はいお近づきのしるしですしばらくこの村に滞在するので」
「お前は昨日娘のキャルアが仕事しに行った探索者か」
「名前は存じ上げなかったのですが昨日来てくれた娘さんの父上でしたか」
「昨日はありがとなうまい肉を久々に食べた！」
「娘さんはもう出かけましたか？」
「さっき嬉しそうにでていった」
「そうですかしばらくは糸紡ぎ、粉ひきの仕事をお願いすると思います」
家の前まで戻ってきた
「みんな準備出来てます」
「そうかあと四人には手斧を渡しておく」
「それじゃあ出発だ」
