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「次は村長の所に行く」

「はい」

村長の家の前で家宰のバースが待っていた

「おはようございます」

「おはよう」

「集会場ありがとうございました」

「いえ、それじゃあギルド館を建てに行きましょうか」


真新し集会場には少し人だかりができていた

「バースさん!おはようございます!これは何ですか?」

「おはようございます。集会場です」

「村長の家の側にあるだろ?」

「あそこは倉庫にしようと思っております」

「アヤトさんそれではお願いできますか?」

「わかりました!みなさん少し下がっていただけますか!」


集会場の横を整地して木材と石レンガでギルド館を建ていく

隙間にはモルタルに近いものを塗っていく

一階は石レンガ中心で二階は木材と半々三階は木材で建て行く

裏手には魔物などを解体できる土壁で囲った広場


「おお!すごい!」

村人の歓声が上がった

「バースさんある程度できましたが細かいところは探索者ギルドと相談してください」

「了解しました。ありがとうございます」

「まだ体力など余裕はありますか」

「はい一気に村長邸も建ててしまいましょう」

「いつもながら綾人さんはすごいですね」

「ありがとほめても何も出ないよ」

「大丈夫です側に居られるだけで幸せです」

「そうゆうのは好きな人にいいな」

ニヒルに決める


村長邸予定地までやってきた

何人かの村人はついてきた

「それではお願いします」

「はい」

いつも通り下地を作っていき上物は木材を中心に建てていった

今まであった村長の家の倍の広さに仕上げた

「ありがとうございます!主人も喜ぶでしょう」

「あとは後日でいいですか少し疲れたので」

「はい主人にはつつがなく終わったと伝えておきます」


エンアを連れて村に一軒だけある料理屋にやってきた

「いらっしゃい」

小太りの女将さんらしき人が出迎えてくれた

「何か食べさせてくれ」

「あいよ!串焼きと堅パンと野菜スープしかないけどね!一人銅貨1枚だよ」

かたいパンを野菜スープでふやかしながら食べた

「ごちそうさん」

「ごちそうさまです」

「エンアちゃんまたおいでよ」


家の近くまで戻ってきた

「エンア、ちょっと作業小屋の様子をみてくる」

「私も行きます」

まず粉ひき小屋に入った

「お疲れ様ですどうですか順調に進んでますか」

「綾人さん!貰った小麦5袋ほとんど挽いてあります」

「ある程度終わったのなら片付けをしていいよ」

「小麦粉は村長に買い取ってもらってきてくれ代金はお金以外でもいいと伝えてくれ」

「その前に一日の賃金はどのくらいが妥当かな?」

「一日大体大銅貨1枚銅貨20枚ですかね?」

「わたしたちお金貰っても使い道がありません」

「なら銅貨20枚と肉一片を渡そう」

「そんなに良いのですか!」

「村長の家に小麦粉を持っていくまでが仕事だけど」

「ありがとうございます!家で久々においしいご飯が食べられます」

「明日も朝来たら仕事をお願いしたい」

「こちらこそおねがいします!」


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