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地上に戻ってきた

「お、ふ、ろ」

「わかった、湯釜に水入れてお湯沸かして」

「灰と油取りに行ってくる」

炊事場にやってきた

かまどから灰、棚から油

・石鹸

「よし!」

「綿花油もっと作らないとな」

「今日は簡単なものでいい?」

「それなら、エンア二人で作りますよ」

ソフィアが炊事場に入ってきた

「じゃあお願い!」

「僕も簡単な物ならできるから行ってきな」

「イダと三人で入ってくる」

「沙夜子、石鹸!」

スキップしながらお風呂場に向かっていった

夕飯はボア肉の焼いたものと薬草湯と僕が黍を炊いた


久々のお風呂だ

「ピーターはお風呂入ったことないんだよね」

「いつも川ですませていました」

「そっか、石鹸使うのも初めてなんだね」

「はい」

「先に僕が石鹸を使って体洗うから見ていて」

「綾人さんすごいからだ細いのになんであんなに力強いんですか」

「スキルだよ」

「それじゃあ見ていて」

ピーターに見られながら体を洗ったがかなり恥ずかしかった

だがとてもさっぱりした

「体を洗ったらお湯につかる」

「はい」

「あぁぁっ、生きかえる!」

お風呂はやっぱり気持ちよかった


お風呂からあがって畑にやってきた

綿花を育てるか

いつものように豊穣の土、魔力を与えた綿花の種

種を蒔いた後、水をまき、魔力を大地に流す

みるみるうちに綿花が育ってゆく


お風呂に入ったおかげでぐっすり眠れた


風呂場に向かい顔を洗った

「お風呂場を作って正解だったな」

大量に作った綿花の種を持って採油機にセットして壺に油を搾っていく

油の入った壺が5個

まだ大量に綿花の種がある

とりあえず、炊事場にいこう

「おはよう」

「おはよう、綾人!」

「昨日は石鹸とお風呂ありがとう!」

「作って正解だったね」

「そうだ綿花油絞っておいた」

「ありがと一つだけ棚に置いておいて、あとは持っておいて」

「今朝は昼食用のお弁当も作っておく」

「早く村に行きたいから、トレントの森の泉は休憩程度で一気に行きたい」

「わかった、ピーター達もいるからあまり遅くに村についても問題も起きないだろう」


朝食を食べた後身支度し、拠点にはあまりモノを残さず出発した


太陽が頭上に来る頃にはトレントの森の泉までやってきた

「みんながレベルアップしていたからそんなに苦労することなくここまでこれた」

「ちょっと身軽すぎるからここで台車を作って、ある程度荷物を台車に積んでいきたい」

「わかった」

木材

・車輪×4

木材、車輪、鉄片

・台車

「よし!」

台車の上にトレント材を数本積んだ

「ピーターが前を引いて、僕と沙夜子で後ろから押していく」

「台車の前方をイダ、ソフィア、後方を楓ちゃん、エンアで進んで行く」

「魔物のことは気にしなくていい、もし近づいてきても魔法で迎撃するから」

「それじゃあ行こうか」


何事もなく森を抜けていった

そして荒れ果てた大地を村に向かって進んで行く

「やっと、村に行ける」


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