34
「周辺のトレントはもうほとんど倒した、はぁはぁ」
「どれだけ倒したの?」
「僕が倒したのは75体?本?」
「ふたりはちょうど30体だよ」
「結構いたんだね」
「まだ先千体以上居るからね」
「ただその先、森が終わるみたいでその先に何かありそう」
「ふたり、レベルは?」
「レベルアップしたよ!」
「わたしも、レベル上がりました」
「じゃあ、三人とも上がったんだね」
「私、格闘のスキルも上がった」
「トレントのスキル繁栄、警戒、光合成マックス、今のところ使えそうなスキルではないけどポイントも大量になったからあとでなんかスキルレベルをアップするよ」
「ありがと」
「ありがとうございます」
「じゃあ、一休みしたらまた北を目指そう!」
1時間ほど休憩をして自分の鉄の斧と二人の手斧をメンテナンス
沙夜子、楓に野営5、斧術5のスキルを付与
「行こうか、トレントの森を向けるにはあと300体ぐらいは倒さないといけないかもしれない」
「今日中には出られそうにないね」
「あと100体ぐらい倒したら今日は安全を確保できそうなところで野営をしようか」
「あともしかしたら、まだ名前がわからない魔物の反応があるんだけど強敵かもしれないからその個体が近づいてきたらいったん集合しよう」
「たぶんトレントの上位種エルダートレントだと思う」
「スキル付与したからさっきよりは楽に戦えると思うよ」
「少し間隔をあけて北に進むよ」
しばらく進むと
「トレントのほうからこっちに向かってきた、行くぞ!」
今度は楽にトレントを討伐していく、ちょうど50体倒したとき未確認の魔物が近づいてきた
「大物が来た!」
「周辺のトレントを近づけないようにけん制しててくれ!」
「「はい!」」
ミスリルの矢じり作って弓矢で戦ったほうが楽かもしれないな
今度、自分用に弓矢を作っておこう
「行くぞ!」
<エネルギーボルト>
エネルギーボルトを10本魔物めがけて放つ
バババーン!
・エルダートレント討伐
・高級トレント材
・スキル以心伝心
・レベルアップ
これはレアスキルだな
「よし、そっちはどう?」
「周辺にはもういない」
「じゃあ、少し進んだところに安全そうな場所があるからそこに行こうか」
「いきましょ!」
しばらく歩いて泉の辺までやってきた
「ここで野営をしよう、壁を作るから野営の準備しといて」
そして木材、石、調理道具などを出して少し離れたところに前よりも堅牢な土壁を巡らす
そして土壁の周りには空堀巡らす
土壁の一部開けておいた場所に門扉を作る
「どう、野営の準備はできた?」
「できたよ、スキルがあると前の何倍も速いスピードで色々な準備ができるね」
「周りを造成していて手に入れたものがある」
「なんですか?」
「楓ちゃん喜ぶと思う、綿花!」
「やった!綿製品が作れますね!」
「だからちょっと周辺に採取に行ってくる」
「行ってらっしゃい!」
「ほかに染料になる植物を物色してみるよ」
「藍あたりは簡単に見つけられそうだよね」
「行ってきます」
周辺をくまなく探索し大量の綿花、薬草、黍、繭玉を採取した




