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窓の隙間から光が差してきた

「んん、朝かぁ」

「炊事場にいって顔を洗うか」

石の水瓶に水を足して

バシャバシャ

さっぱり!

台の上に魚と塩を置いておくか

採取に行ってくるか

もう少し北のほうを捜索するか

しばらく森の中を薬草や豆などを集めながらめぼしいものがないか歩いた

「おぉぉ」

もしかしたら蕎麦!

・蕎麦の実

そのあとひたすら蕎麦の実を集めた

「ただいま」

「「おはよう」」

「おはよう」

「魚を置いておいたけどよかった?」

「うん、朝は軽いもののほうがいいもんね」

「今、薬草の蒸し焼きしてる」

「そっか、楽しみ」

入り口近くで臼を出して、木の器

蕎麦の実は<ドライ>

石臼で引いていくか

ゴゴゴゴ

しばらくすると

「なにしてるの?」

「そば粉を挽いてる」

「そば粉!じゃあガレットが作れる」

「じゃ、朝ごはん食べようか」

「蕎麦の実と石臼はここに置いとくね」

「大きい木の器にそば粉は入れてくよ」

朝食は魚の薬草包焼と豆の塩スープ

「「「いただきます!」」」

「いつもおいしい食事ありがとう!」

「そうだ魚を少しかまどの近くでいぶしておこうか」

「なんで?」

「出汁用よ!」

「そんなことできるんだ」

「そうよ、やったことないけどできるみたい」

「ごちそうさま!」

「じゃあ、片付け、準備してダンジョンにいこうか」

胸当てをして手甲、脇差、ショートソード、ナイフを腰に

今日戻ったらガントレット作りたいな

「ふたりとも準備できた?」

「できたよ!」

「できました」

「じゃあこないだと一緒で僕、楓ちゃん、沙夜子の順で」

「「はい!」」

入り口は坂になっている、薄暗く結構深い」

<ライト>

自分の斜め上に小さな光の玉が現れた

「綺麗ね」

「じゃあ降りようか」

ライトで穴を照らしながら慎重に下って行った

しばらくすると10人ほどが休めるホールについた

周囲を見回すと正面に通路があった

「とりあえず、行きますか」

「そういえば地図は使えないの?」

「辿ったところはあるけど先はみえない」

「進まないことには始まらないか」

「少し怖いですけど」

「進もうか」

「はい」

通路を慎重に進んでいく

「ぎぃぃ!」

「ゴブリンだ!」

少し先に広場が見える

<ショック>

ギャァァァア

ゴブリンたちが痙攣している

「物理攻撃手で倒していくよ!」

「「はい!」」

僕はショートソードを抜き放ちながら走り出す

ゴブリンすれ違いざまに切り刻んでいく

そのあと僕が倒しきれなかったゴブリンを2人が倒していく

「はぁはぁ、12匹か」

「多いな!せめて2、3匹だろはじめは」

「わたしれべるあがった」

「この狭さだと弓は使えないね」

「ダンジョン攻略の時はショートソードで我慢して」

「だいじょうぶです」

「そうだ、回復魔法が使えるようになりました」

「よかった、こっから先不安だったんだよね」

「それじゃあ先に進もうか」


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