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商人ギルドを出るとニールが話しかけてきた
「村で暮らしていた時は、作物の出来がいいとか、うまいものが食べたいとかしか考えていなかった。こうして綾人さまの奴隷になって能力が上がり毎日うまいもの食べられるようになり、側にお仕えさせてもらうと色々と考えるようになりました。それに奴隷組、スラム組は今まで何もなく搾取されるだけだったのが、働いたらその分が自分の物になることがうれしいんです」
「僕の領地で飢えることなく笑顔で暮らせるよう頑張らなくちゃね」
「綾人さまの行動は領地だけにとどまっていませんよ!ただもしかしたら、支配者階級の人たちの恨みを買っているかもしれませんね」
「そうだね、結構チートでやらかしているかね。もう少しうまくやればよかったかもしれないけど、みんなの事を考えると自分が恨まれることなんて些細なことだよ!」
涙を流しながら
「ありがとうございます!一生お仕えいたします!」
「買い戻すお金がたまったら、自分の人生を歩んでいいんだよ」
「そうなっても、お仕えさせてください」
「少し、市場でも見て回ろうか」
「お供します」
市場を巡っていると、沙夜子たちが近づいてきた」
「綾人たちもここに来たんだ」
「両方のギルドで色々情報仕入れてきたよ!」
「そう、後で聞かせて!」
「わかった」
「あとは、歓楽街だね。行きたいでしょ綾人」
「そんなことは、、、」
「あたし同伴ならいいわよ!」
楓も乗っかって
「では、夕方行きますか」
ターニャも
「わたくし、人間の歓楽街に行ったことがございません」
「それじゃあ、歓楽街ツアーに行きますか!」
「・・・・」
「綾人さま、尻に敷かれていますね。結婚したらそうなるのかな」
「でも、ちゃんと僕の事を尊重してくれているからね!」
「冗談よ、今回はやめましょう。もう少し時間をとれるときに行きましょう」
宿に戻るとヒューズも戻っていた
みんなの話を聞くとほとんど同じような話だった
ただ、衛士はいつでも出撃出来るよう通達があったそうだ
明日、スープルにサガミまで向かってもらって、勝太郎さんに数十人の配下を連れて伯都まで向かってもらうよう手紙と資金を渡した
ヒューズが
「綾人様、報告があります。本日をもってコカ、スープルと共に衛士を解雇されました」
「どうして?」
「衛士長曰く、バンロートル衛士ではなく、綾人様に直接お仕えしろと」
「なので、雇っていただけますでしょうか」
「当たり前じゃないか!お給料は、ララあとで話し合っておいてもらえるかな?」
「わかりました、お任せください。役職としては綾人様付きの近衛とゆうことでよろしいですね?」
「OK!お願いするよ!」
明日に向けて今日は解散となった




