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探索者ギルドに入ると以前よりも賑わっていた
「前よりも人が多いな」
近くに居た戦士風の男達が
「坊主!当たり前だよ!このベンラル地方は街道が整備されはじめ、ランクの低い依頼でも他の所よりも単価がいい!」
「そうなんですか?」
「オークの勢力圏が大分後退して、比較的安全にゴブリン、ウルフなどの討伐が出来るようになったからな。それに粗悪品じゃない武器が他よりも安価に手に入る!」
「西の方は勇者が魔族と対立して激戦になっているらしく、ギルドランクの高いやつしか生きていけないらしい」
「西の方は、そんな激戦なんですか?」
「坊主!これ以上ききたけりゃ・・・」
近くに通ったギルド酒場のウエイトレスに
「すいません。この方々にエールと何か簡単につまめる物を!僕たち二人は蜂蜜酒で!」
ウエイトレスに大銅貨を渡す
「はーい!毎度!」
「わかっているな!坊主」
ウエイトレスがエールを先に持ってきた
「おう!ネイちゃんありがとな!」
お礼と共にお知りに手を伸ばすが別のウエイトレスにはたかれる
バシン!
「女の子を触りたかったらそうゆうお店に行きなさい!」
「すいません!それじゃあ坊主との出会いを祝して」
「「乾杯!」」
「坊主たちは、どっから来たんだ?俺らは王都周辺で討伐や護衛の依頼を主にやっていて、最近こっちの方が羽振りがいいらしいから来たんだが、噂はほんとだったな!ただここよりもサガミの街の方が良いらしいからそのうち行ってみようとおもってる!」
「僕らはそのサガミから来ました」
「そうか!でどぉなんだ?」
「まだ発展途上って感じですかね?日雇いの仕事はしばらくはなくならない感じですかね?討伐依頼よりもダンジョンに挑戦している人の方が多いかもしれませんね。でもダンジョンに入るには審査が厳しいです(レベルが低い人が入って死体の山になっても困るからね)」
「そうか、王都の側のダンジョンもそんな感じだな!ダマで入って死ぬやつが後を絶たないみたいだけどな」
そこへ料理が運ばれてきた
「今日はオーク肉と根野菜の煮物とウルフ肉のカットステーキ!それとクルミのソースをかけたサラダよ!」
「ありがと!みなさんとりあえず食べましょうか!」
ニールが
「ギルドで食事をする初めてですね!」
「ここで、ちゃんと食事をするの俺らも初めてだ!いつもはかたいパンと塩野菜スープだ!」
「坊主たちは、金持ちだな!そういえば装備もいいのを付けているな!そっちの主人の坊主の方は何の素材の鎧を着ているんだ?リザード?ではないな?ジャイアントスネーク?」
「えーと、」
「わかったなんかの亜種系!だ!」
「そ、そんな感じです」
「サガミはそんなにいいのかぁ、ここでもう少し稼いだら行ってみるかな」
他の男が
「そういえば、噂で聞いたんだが伯都から王都までの間にあるゲラン平原にワイバーンの群れが現れて勇者が討伐にむかったらしいぞ!」
「そうなんですか?」
「ああ!数十体現れてゲラン平原を治める子爵様が要請したらしい。伯都からもランクの高い探索者が向かったって言っていたぞ!」
「それは大変ですね。でも勇者がいてよかったですね!」
「ワイバーン何て一体でも村や町が滅んじまう!」
「他にも何かいい話題はありますか?」
すると別の席の狩人風のセクシーな女性が話しかけてきた
「あたいにも、何かおごってくれれば、面白い話聞かせてあげるよ!」




