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朝、早く起きてタライに溜めてあった水を汲もうと
「氷が張ってる!」
その氷を取り太陽の方にかざす
綺麗だな!
その後ヒューズ、ピーターと鍛錬をして朝食を取り出発の準備をした
「それでは、先に行かせてもらいます!」
「うむ、伯都に行ったらまた何か起こりそうだな!まぁ頑張れ!」
「そんな、トラブル体質みたいじゃないですか!領地にプラスになるよう頑張ります!」
歩き始めると湿地帯砦に数十のゴブリンが群がっていた
急ぎ、湿地帯砦を目指す
視認出来る所まで来て
<ショック>
「ピーター行け!」
「はい!」
ピーター、ヒューズが抜刀して走り出した
コカは抜刀しているが僕の側で様子をうかがっている
ターニャが
「綾人様は魔法の展開が早いうえに正確ですね。わたくしにはまねできません」
ジロが
「先日、ツカッテイタ魔法は数百の同胞をイッシュンで倒した!」
「あの時にそんなことが、膨大な魔力の波動を感じましたが、上位魔法でもそこまでの事が出来るんですね」
「神様から、特別なレアスキルをいただいているからね」
「神様にお会いになったことがあるのですか!」
「この世界に来るときにね」
「?この世界?」
「もしかして、遣い人なのですか!」
「ツカイビトが何のかはわからないけど他の世界からやってきました」
「やはり、勇者様なのですか?」
「勇者は他にいるよ!僕らはそのおまけかな?」
「そのお力はおまけでは説明がつきません!」
「あっ!ピーター達がゴブリンを倒したみたいだ!砦に行こうか!」
「わかりました、このお話はまた後日いたしましょう」
砦に向かうとリーズたちが出迎えてくれた
「ご苦労様です、綾人様!助かりました」
「大丈夫だった?怪我してる人はいない?」
「いえ、こちらは平気です」
「そう、もう少しゆっくりしていきたいんだけど、すぐにサガミに戻る。船はすぐに出せるかな?」
「はい、すぐに準備出来ます!」
「あっ!この後、勝太郎さん達が百人ほど捕虜だった人を連れてくるから同じような船を数台準備しておく」
「ありがとうございます!そんなに捕虜が居たのですか!ではわたしが船頭をして対岸までお連れします」
すぐに船に乗り込み湿地帯を漕ぎ進んだ
対岸の船着き場に着き
「リーズ、ありがとう!」
「いえ、おかまいなく。わたしたちが今あるのは綾人様のおかげですから!」
足早に整備された道を進み、夕方にはサガミまで戻って来た
門の所で門衛から
「お帰りなさいませ。早いお帰りですね」
「ただいま、一旦落ち着いたからね」
「そちらに、おられる方はエルフですか!初めて見ました」
「そうだよ、それじゃあ通してもらうよ」
「はっはい!」
領主館に戻ると沙夜子が
「お帰りなさい、早かったねもう少しかかるのかと思った」
「ただいま、ほんとはもう少し向こうでやることがあったけど色々事情が変わった」
「そちらのおきれいな方は、初めまして私は沙夜子、よろしくお願いします」
「こちらこそ、初めまして、わたくしは、エルフ族のターニャと申します。此度は綾人様に命を救ていただきました」
「沙夜子、客間に案内してあげて」
「判った、食事はなんでも食べられる?」
「そうですね、苦手な物は特にありません」
「ティア、先に客間にいって準備をしてきて」
「綾人は楓を呼んで連れて、食堂まで来て」




