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数日が過ぎ、色々忙しく僕は建物を大量に建設していき

鍛治師、鍛治見習いたちも順調に成長している

季節は冬だが土魔法で土壌を良くして魔力を使えば作物はちゃんと育つので

拠点もみなと相談して名前をサガミと名付けた


洋平さんは蜂蜜と水を配合して発酵を促して蜂蜜酒を大量に作っている

楓は数人の女性たちを使い、布や洋服を生産している

僕はサガミから泉までの街道沿いの土壌を改良して、魔力を流したどんぐりを大量に植えていった


追加の移民の受け入れ準備も整い移住してくるのを待つだけになった


まだ多少時間があるので自分の館を外観は西洋のお城をイメージして作り変えた


あと一日ほどで移民たちは到着するところまで進んできたので

出迎えの準備をみんなで行った


百人ほど移民の中に待ち望んでいたララの母親とまだ幼い弟、親戚が数人やって来た

ララが嬉しそうに一人の女性に抱き着いた

「おかあさん!」

移住者たちには新しく建てた長屋でしばらく暮らしてもらうことにした


百人のほとんどは、農村を離れた人たちらしいので、まずは畑の手入れなどをしてもらいながら手に職を付けてもらうことにした

ララの家族は、城に部屋を準備していたので、そちらでしばらく家族水入らず過ごしてもらうことにした

「ここに一緒に住んでもよいのですか?」

ララに問いかけられた

「いいよ、沙夜子の許可が出ているから大丈夫だよ!」

「前に洋平さんが話してらっしゃいましたが、綾人さんはシリニシカレテル?って言っていましたがどうゆう意味ですか?」

「う、まぁ仲がいいってことだよ!後で洋平さんとは話し合いをしないとな!」

「あと、報告があります。バンロートルの商人ギルドから、このサガミの拠点に商人ギルドの出張所を開設したいそうなのですがよろしいでしょうか?」

「あ、いいよ!ほんとはこちらからお願いしようと思っていたんだ」

「わかりました、明日から手続きなどを進めさせてもらいます」

「ありがと、頼んだよ!」

「後ですね、沙夜子さまの方から語学と算術の学校を設立したいと申し出がありましたが集会場の方を使おうと思っているのですがよろしいでしょうか?」

「わかった、でも今後の事も考えると学校の建物を建設したほうがいいかな。資材はあるから建てちゃおう!ただ僕が建てるんじゃなくて僕が発注するから人工などよろしく頼む!」

「了解しました。建設場所も集会場の側の空き地に建設させてもらいます」


ララは商人の家に生まれただけあって有能だな!

そこに沙夜子がやって来た

「綾人!学校の事聞いた?」

「聞いた、今ララにある程度ことをお願いした」

「そう、そうだ!最近思っていたんだけとララを秘書にしたら?」

「そうか!いい案だね」


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