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今日は娘と動物園!
森の小さな拠点に戻ってくる途中で、ビッグボアをみつけたので狩って帰って来た
楓と二人で解体をして皮をきれいにして、肉を小分けにしていき内臓も部位ごとに分けて食べる分を除いて収納した
「岩塩か、、、」
「どうしたんですか?」
「いや、オークはかなり文明が進んでいると思って。岩塩を重要な戦略物資だと認識している」
「しかも鍛治能力は人族より上なんだよね」
「そうですね、オークの集落は人族の集落よりも整備されていて使っている道具もいい物ばかりでしたね」
「多分だけど、名つきなどは人族の有能な人たちより能力が高い」
「さっきソルジャーオークと戦いましたが、戦闘も上位種は一人では苦戦しますね。わたしも、もっと力をつけないと!」
ロ・ズンガの魔石を取り出すと
・魔石(二)
おぉ!二等級の魔石だ!
それと、レベル30になったときに手に入れた<世界地図>を展開してみよう
自分がいるところから縮尺を大きくして
海まで出るには一番近いところで300㎞くらいかな
谷を抜けると大きな裂け目、ゲームの時の大断裂かな?
断裂の先は靄がかかっていて見えないな
僕と沙夜子が最初にいた場所から南の方に大樹、その先に帝国かな
大樹から西がゲームでメインの王国群だな、七王連合
帝国の先にも大陸が続いているがどんなところか行ってみないとわからないな
こんなところかな?
紙に描いておこう
夕食をとっていると
湿地帯に向かったオークたちが集落に戻って来た
「慌てているだろうな、何もなくなって誰もいないから」
「どうしたの?」
「オークが集落に戻って来た」
「明日また、戦うの?」
「わからない、何もないからあの場所は一旦引き払うかもしれない」
「それじゃ、明日にオークの動向次第ってことね」
「そうだね、谷の奥に引っ込むようならいったん拠点に戻る。岩塩を持って行きたいしね」
洋平が
「それなら、戻ったら蜂蜜酒でも作ってみるかな?異世界って言ったらミードだよね!ただそれだけじゃつまらないから薬草成分を混ぜて作ってみようかな」
「なんか洋平さん楽しそうですね」
「当たり前だよ、お酒が好きでバーテンダーになったんだから」
「楽しみですね、でもわたし前の世界では未成年だったのでお酒飲んだことなかったんですよね。あの日二十歳の誕生日のお祝いだったんですけどね」
「そうなんだ、もっと若いかと思ってた」
「私も高校生くらいかとあの時は思ったわ!」
「もうわたしの話はいいです、恥ずかしいので!ほかの話をしましょっ!」
この後も、久々に前の世界の話で盛り上がった
僕の話の時には洋平さんは腹を抱えて笑い転げていた
沙夜子!覚えてろよ!




