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ダンジョンの周りに生えている木を伐り、雑草、石を収納していく
「なんか暇だね」
「そうですね」
「綾人さん楽しそうにしてますね」
「学生時代のころに戻ったかんじ」
「とりあえず暇だからご飯でも作る?」
「そうしましょうか」
「綾人!ちょっと調理器具と食材出してくれない!」
「あっ!わかった、すっかり忘れてた」
「そうだよね突っ走りすぎた、ごめん」
走ってふたりのもとに戻ってきた
「じゃあ、まず仮小屋作ろうか」
ダンジョン前に作った広場を十畳ぐらいしっかり整地して
レンガ風の石をきれいに並べていった
「次はと、木材を出して、」
その前に鉄で
<錬金術>
・釘×1000、金槌(部品)×3、楔×10
短い丸棒と合わせて
・金槌(良)×3
「柱を立てるからそこに板を打ち付けて」
「わかったわ、何となくイメージしたらできそうな気がする」
「わたしもおてつだいします」
「じゃあ隅っこに石の台と石の水瓶を出しておくね」
その隣にかまどを作ってと
「石の台の上に食材も置いておく、広げた広場の周りに掘りと壁を作ってくる」
「あまりやりすぎないでね」
「了解、やればやるほどいいものができそうだから約束はできないかも」
「行ってくる」
そして広場の淵までやってきた
よし前のよう手を地面について
<無限収納><クリエイトアース>
こないだみたいに2㎥ぐらいの空堀ができた少し違うのは側面と底面を石でできている
よしイメージ通りだ!
石の壁もイメージしながらクリエイトアースの魔法を使ってみたけどすごいな
無限収納、土魔法のコンボがあれば土木作業はチートすぎる
じゃあ行きますか
しばらく空堀作りを繰り返していった
「よし!少し手持ちの石が少なくなってきたから土砂を分解集約するか」
分解集約を繰り返して大量の土、石、砂、腐葉土
少量の鉄、銅、微量の銀
それじゃあ、壁を作っていきますか
空堀に沿って
<無限収納><クリエイトアース>
目の前に高さ2㎡厚み10㎝の石の板ができた
1m離れたところにもう一枚
これを、広場を囲うように一回り繰り返した
「最後と!よし入口のところを残して石の門構えをつくって」
「できた!そしたら上に上って」
ジャンプして石の上に上った
「それじゃあ土を入れていきますか」
<無限収納>
石の隙間に土を入れていく、そして石でふたをするようにしていく
「ちょっと疲れたな、だけど門扉だけは完成させておかないと」
門構えを作ったところで石壁から降りる
木材を加工して簡単な扉を
そのあと扉を据え付けて2人のもとに戻っていく
「いいにおいがする!」




