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毎回来ている小川の辺までやってきた
「ここで昼休憩をとって、ゴブリンを倒しに行こうか」
「なんでゴブリンなの?」
「魔石ってわかる?」
「わからないけど何なの?」
「魔物なんかの中で生成される宝石みたいなもの」
「それが何なの?」
「ゲームやっていないからわからないか、」
「魔物の素材もなんだけど、町とかにあるギルドなんかでお金になる」
「あと魔道具なんかの動力になるはず」
「マジックソードクラシックは知ってる?」
「綾人が昔はまってやっていたゲーム?でしょ?」
「あっ!お父さんがやっていたと思う!」
「お父さんはゲーマー?」
「最近はやっていなかったけど、私が小さいころは夜遅くまでやってお母さんに怒られていた」
「もしかしたら楓ちゃんの両親しぶとく生きている思うよ」
「それよりもあったとき、おんなじ年なんだよね」
「あぁ、そうかみんな同い年になるんだよね」
「まぁ、会った時に考えればいいよ」
「うん、今は自分のことをまずは考えます」
「お昼はどうしようか?」
「昨日のお魚は?」
「そうか、じゃあたき火をしようか」
たき火のわきに塩で下処理した魚を枝に刺し焼いていく
ちょっとだけスキルにポイントを割り振っておこう
・刀術を10、錬金術を10
・スキル小太刀術、大刀術、鍛治錬金、道具錬金
まだ余っているからふたりに付与しよう
「焼けたよ!」
「よし!だべようか」
「「「いただきます」」」
やっぱり塩を確保しておいてよかった
「ごちそうさま」
「先にスキルポイントを付与しておこうと思う」
「また!どんだけポイント持ってるの!」
「それは秘密とゆうことで」
<付与>
・沙夜子、風魔法5、戦闘5、料理2
・楓、光魔法5、戦闘5、裁縫2
「なんだか力あふれてくる!」
「そうだ、これが魔石だよ」
ふたりの前に小さな魔石をだす
「なんか石炭みたいな色だね」
「これは十等級の魔石、等級が上がると大きさも変わるよ」
「魔石の上位には魔晶石があるはず、属性によって色が違う」
「たぶん魔晶石は溶鉱炉、上水道、飛行船、都市運営などすごいことができる」
「ゲームでは都市を作るイベントがあるんだ」
「すごい情報量だったけど神様が作ったんだから当たり前だね」
「だから都市を作るの試してみたい」
「神様にも人々を幸せにしてもらいたいといっていたから」
「人々が暮らしやすい都市を作ろうと思っている」
「わかった、協力するよ」
「わたしも!」
「それじゃあ、小川をわたって向こう側へいこうか」
「よし!ゴブリンを倒しに行こう!」
「「はい!」」
小川の幅の狭いところに角材と板を出し簡単な橋を作った




