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食堂に行く前にパンの所にいる洋平とニールに会いに来た
「綾人さん!お疲れ様です!そちらの方は?」
「領軍衛士のヒューズです、しばらく綾人さまの護衛に着きます」
「わたしは、洋平と申します、綾人君の仲間です」
「おれは綾人さまの奴隷のニールといいます」
「二人は夕食食べた?」
「先ほど、パンさんと一緒にいただきました」
「大分、周辺が静かになりましたね」
「何回か襲撃にあいましたが、洋平さんたちはどうでしたか?」
「こちらも何度か襲われましたが、けが人が数人出ただけで撃退しました」
「怪我をした人たちは大丈夫ですか?」
「大丈夫です、薬草やポーションで応急処置はしましたから」
「そうですか、それではちょっと食事に行ってきます!」
「わかりました、こちらは任せてください」
スラムと詰所のちょうど中間位にある食堂で内臓の煮込みとかたいパンをかき込みすぐにスラムに戻った
やはり、沙夜子のご飯が一番だな!
パンが硬すぎる
スラムの中に一か所人が集まりだしている所がある
「ちょっと行きたいところが出来たんだけど、そこに向かってもいいかな」
「わたしは貴方の護衛なので自由にしていただいて結構です!」
「そうだ!」
<無限収納>
ショートソード(良)
「これは?」
「差し上げます!もしかしたら危険なことになるかもしれないので」
「よろしいのですか!自分が使っている剣よりもいい物です!」
「それじゃあ行きましょうか!」
最短距離で進んで行くとヒューズが
「綾人さまは、スラムの中を熟知されているんですか?」
「なぜ?」
「迷いなくスラムの中を歩いているので」
そっか、<地図>はレアスキルなんだよな
「何回か歩いているので・・」
人が集まっている所はそこそこ大きい建物だったがやはり今にも壊れそうな外観だ
入口近づくと
「まて!お前はパンの所の新参者か!ここから先は通さん!」
「おい!みんな出て来い!」
周りの建物や物陰から大量の人が現れた
「さすがにこの人数は相手にできまい!はっははは!」
<ショック>
五十人ほどいた敵のほとんどが痙攣して倒れた
耐えきった数人が後ずさりしだしたので
「逃げられると思うなよ!武器を捨てて投降しろ!」
ヒューズが
「こいつら、オランドの配下の者たちですね」
三人ほどが武器を捨てて、手をあげて投降した
「お前らはどうする?」
リーダーらしき男の瞳が少し動いた
シュッ!
屋根の上から矢が飛んできた
バシッ!
頭に当たる手前でつかみ取った
素早くリーダーらしき男の前まで移動し矢を腿に刺す
「がぁぁ!」
足払いをして倒し
他の武器を構えている相手に対して致命傷にならないところを狙って
<ストーンバレット>
バシッ!バシッ!バシッ!
「ヒューズ!縛っていけ!」
縄を数本出し少しかがんで矢を射た者の所まで飛び上がった
手刀で意識を刈り取り、首根っこをつかみ
「ヒューズ!そこで出てくるものを見張っていろ!」
屋根裏の窓をけ破り中に入った




