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身支度をして拠点から出た
「綾人、どこまでチートなの?」
「うーん、ふたりより倍速で成長できるんじゃないかな?」
「すごい!」
「は~ぁ、いこうか」
「小川の先にゴブリンが単体でうろついている場所があるから、まずは小川まで歩こう」
「行くまでに何匹か小動物、大型の虫もいるからそれも倒していこう」
「少しあるいたら声をかける」
「沙夜子は、危険はないと思うけど後ろを警戒しながらついてきて」
「楓ちゃんは僕と沙夜子の間に居て、じゃあ行こうか」
「「はい」」
しばらくゆっくり歩いていく
「止まって、前に何かいる」
「魔法を唱えるから」
<ショック>
前に居る子犬くらいのアリが痙攣している
「楓ちゃん、ナイフで攻撃して」
「はい!」
ナイフを振りかぶり動物に刺さった
・ワークアントの死骸
「今のは、ワークアントって名前みたいだ」
検索、マーキングと
・<地図>ランクアップ
範囲拡張、地図共有
「おぉ、やった!少し待って」
「はい」
「わかりました」
<地図>を共有と
「えぇ!なにこれ」
「相手を指定して、周辺の地図を共有できるようになったんだ」
「光っている点は何?」
「それはワークアントがいるところだよ」
「周辺に5,6匹いるだろ」
「うん、これからワークアントにさっきみたいに<ショック>の魔法使うから」
「そしたらふたりは止めを刺して」
「わかった」
「わかりました」
「よし!」
<ショック>
「じゃあお願い、僕はほかの動物を止め刺してくる」
「倒したワークアントは今いるこの場所に集め」
「じゃあ、お願い」
「「はい」」
僕はその場を離れ近くの黄色く点滅している場所を目指す
しばらくすると
「えぇ!レベルアップ!」
楓ちゃんがレベルアップしたみたいだ
おっと、ワークアントより少し大きいな
大型犬ぐらいの大きさのアリがいる
「よし、倒すか」
<サンダーボルト>
ズバババーン
・ソルジャーアント死骸
・スキル格闘
僕はソルジャーを狩っていくか
そのあと3匹のソルジャーアントを狩って、さっきの場所まで戻った
・ソルジャーアント死骸×3
・スキル格闘×2、集合号令
「戻ったよ、どう?」
「わたし、レベル2になりました」
「私はレベル3になったよ」
「基礎魔法2なった」
「そうだふたりに」
<付与>
・沙夜子の基礎魔法にポイント3
・楓の基礎魔法にポイント5
「えぇぇ!色々な魔法が!」
「スキルが5になると上位スキルが解放されるんだ」
「地道に一つのことをやっていてもスキルは解放されるけど」
「棒術?」
「そうだね、でも転移者だから神様がレベル、スキルが上がりやすくなっている」
「巻き込んだお詫びだって神様言っていたよ」
「それじゃ、死骸を収納しますか」
・ワークアント死骸×6




