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「これで大丈夫ですか?」

「もらいすぎだな、だがありがたい!」


少し沈黙した後

「紹介したいのはやまやまだが、いまスラムでは抗争が激化していてな」

「抗争ですか?何か原因はあるんですか?」

「今、四つの勢力がスラムにはある、いい迷惑なのでが・・・」

「あなたは、どっかの勢力に入っているのですか?」

「おれは、属しているといえば属しているが今のも無くなりそうだな」

「なぜ?」

「金がないし、導いていけるリーダーがほとんど居ない」

「金はみんな分けて自分たちの活動する資金があまりにも少なすぎる」

「貧しいやつをすべて救おうとするからうちの頭はいいようにされちまうんだよ」

「その頭は今どこに?」

「うちの頭はもう先がないぞ!おれが商人ギルドにつなぎを付けて気張ってやっているがもうだめだ」

「そんな、頭にお願いをしようと思う、案内してくれないか!」

「いいのか!どんなお願いかはしらんが!」

「カーズはそんな頭になんでついているんですか?」

「あの人がほっておけないんだ!おれがついていないと他の奴に殺されちまう、この傷もその時にギャランの野郎に刺されて傷だ!」

目を指さしながら憤っていた


「やはり、あなたの頭に会わせてください、悪いようにはしない」

「いいのか、あんたも他のスラムの勢力に狙われるかもしれんぞ!」

「かまいません、悪意をもって接近して来たら殲滅していきますよ!」

「なにもんなんだ、あんたは!」

「探索者兼商人で従士の綾人と申します」

「ん!最近よく聞く名前だな、あんただったのか」

「わかった、案内しよう!」

「その前に、ちょっといいですか」

目の当たりに手を当て

「な、なにをするんだ!」

<ハイキュア>

「目を開けてみてくれまだ見えずらいと思うが」

「な、な、おまえは」

「僕はこの辺の人たちの何倍も強いよ!」

「行きましょうか」


「その必要はない!」

何者かが近寄ってきた

「あなたは?」

「わたしはこのスラムの顔役の一人、サンと言います」

「頭!どうして!」

「子供らが私の所までやってきな!」

カーズを一瞥して

「カーズの傷を治してもらって感謝します」

「あなたがカーズの主人ですか?」

「何でしょうか、と言いたいところですが人を募集しているんですよね?」

「どうして、知っているんですか?」

「スラムでは情報が命ですから」

「話が早い、出来るだけ人数がほしいです、できれば農民出身者がメインでほしいです」

「なぜ、そんなに人がいるのですか?」

「二つの拠点運営に必要なんです、当分の資金や食料などはこちらで用意します」

「そうですか、さすがヒュドラ討伐された方だ」

「そんなことまで知っているんですね」

「わたしの仲間たちは今、三百人ほどですが、ほとんど女子供と老人ばかりですが良いのでしょうか?」

「かまいません」

「そろそろこのスラムで暮らしていくのも限界でして、こちらとしても助かります」

「それでは、せっぱつまっていそうなので当座の資金と食料を渡しておきます」

銀貨十枚、大銅貨百枚、銅貨五百枚、小麦粉二十袋、野菜や薬草を五十俵を荷車と共に渡した


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