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拠点の南門をくぐって噴水広場に向かう道沿いに何軒か商店らしき建物が建っていた
食堂に向かうと
ララがファム、ルム、チャム三人で食事を作っていた
「あれ?沙夜子は?」
「沙夜子さんは綾人さんの屋敷にいるとおもいます」
「明日は朝一で出発ですか?」
「ああ、そのつもりだよ」
「お母さんから手紙きているかな?ちょっと楽しみです」
「夕飯は出来ているかな?」
「もう少しで用意できますが先にお風呂に入ってきてください!」
「キャリーさんが準備しています」
「そういえば、狼たちがビッグボアを一体狩をしてきていましたよ!」
「そうか、みんなの言うことも聞いてくれる?」
「はい、こっちの意図をちゃんと理解しているみたいです!」
「僕の従魔になると知恵が上がるみたいなんだよね!」
「あとここに来てから把握できている綾人さんが用意してくれた物の動きなど、覚書を作ってみました、後で見てもらってもよいでしょうか?」
「わかった、忙しいのによくやったね!助かるよ!」
「いえ、役に立ちたくて、わたしがやれることがあったら何でも言ってください!」
「考えておくよ!お風呂行ってくる」
銭湯の前まで来るとアンネがキャリーと話をしていた
「お風呂入ってもいいかな?」
キャリーが
「はい、さっきお湯が沸いたところなので」
脱衣所で服を脱ぎ湯船から手桶でかけ湯をしていたところでアンネが男湯に入ってきた
「お背中流させてください」
「えっ!」
「明日からしばらく会えないので、わがまま聞いてもらっていいですか?」
「わかった、お願いするよ」
洗ってもらっていると、ふつふつといけない感情が起こって狼になってしまった
その時にうっかりテンションが上がって<繁殖>が発動してしまった
もしかしたらやばいかな
ちょっと後ろめたい気持ちで食堂に向かった
食堂に入ると沙夜子と目が合った瞬間に目をそらしてしまった
「綾人どうしたの?なんかあった?」
「えっ!おぉ!後で話す・・・」
「わかった、後でね!」
気まずい思いで夕飯を食べ重い足を引きずりながら自分の部屋に向かった
沙夜子が来るまで、魔石の生成を繰り返していると
コンコン
「はっはい!」
「入るわよ!」
沙夜子に続き楓、エンア、アンネが入ってきた
「あ・や・と」
「話を聞かせてもらいましょうか?」
「は、い!」
みんなが椅子やベッドに座った
「先ほどなのですが、アンネさんに<繁殖が>発動してしまいました」
「<繁殖>が発動したの?させたの?」
「勝手に発動してしまいました」
「ふーん、でどうするの?」
「発動しているので子供ができやすくなっていると思います」
嬉しそうにアンネが
「本当ですか!」
「あなたは喜ばない!」
「すいません」
「解ったわ!それでほかに綾人の子供ほしい人は?」
楓とエンアが手をあげていた
「仕方ないわね、まずは何か月後にもし出来ていれば順番ね」
「「はい!」」
そのあと、明け方まで寝られませんでした




