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夜になってくると冷えるようになってきたな

食堂に行くと見張り以外の仲間がそろっていた

沙夜子が

「綾人!ダンジョン作ったんだって!」

「ああ、ダンジョンコアを見つけたんだ!」

「あなたって都合がいいよね、ご飯にしようか」

「お願い!おなかペコペコ!」

勝太郎が僕の隣に移動してきた

「ダンジョンだってな」

「はい、後で相談があります!」

「わかった、まずは食事だな」

アンネが給仕をしていたので話しかけた

「アンネ、薬草畑のとなりに麦を植えて、明日には収穫できるから娘組を使って収穫してくれるかな」

「わかりました、何人かで収穫します」

勝太郎とピーターと雑談をしながら夕食をとった


勝太郎、ピーター、沙夜子、ジャビン、洋平を連れて集会場にやってきた

まだ中には何もないので、椅子を人数分とテーブルを出した

テーブルの上にシードルを人数分出して

「集まってくれてありがとう、みんな知ってると思うけど、ダンジョンを作った」

「今日、荒れ地を整地していた時にダンジョンコアを偶然発見したんだ」

「竜の死骸の下に守られるように埋まっていたんだ、たぶん竜のエネルギーが結晶化してコアになったんだと思う」

「ゲームの中でもそんな話があったから」

勝太郎が

「で、どうする、新人の教育は楽になると思うが」

「そうですね、なのでその間にバンロートルまで戻ってこの拠点に来てくれる職人や人を募ろうと思いますが」

沙夜子が

「来てくれるのかな?最悪は奴隷で賄おうと思っているでしょ?」

「そうだね、匠ギルドと商人ギルドに公募を出して感触がよくなければ奴隷を連れてこようと思ってる」

洋平が

「誰を連れていくんだね?わたしも一緒につれていってもらえないかい」

「一応、沙夜子、ララ、ニールを連れていこうと思っています」

「じゃあそこのわたしも加えてくれるかい」

「わかりました」

「勝太郎さんとピーターでここの運営は任せるよ、資材は大量に置いていくから、ダンジョン攻略とあわせてお願いできるかな?」

「わかった、こっちは任せてくれ!」

「お願いします」

「だが、おぬしの<強運>だったかな、すごい能力だなわしも取っておけばよかったな」

「勝太郎さんでもそう思うんですか」

「若返って少し欲も出てきておる、おぬしに会って色々考えるようになった」

「僕に会ってですか?」

「おぬしはこの世界を楽しんでおるじゃろ?それに接していると自分の頑なな気持ちが馬鹿らしくなってきたんじゃ」

「そうですか、ありがとうございます、前の世界では人に影響を与えられる存在になれるようなことなかったんですが、ちょっとうれしいです」

沙夜子が

「元の世界では、あなたが自覚してないだけよ」

「そうなの?」

「中学の頃は綾人の破天荒な行動に憧れている頭のおかしい下級生がいっぱいいたわよ」

「知らなかった!」

「ま、ここに居る人たちはみんなあなたに影響を受けているしあなたはここの世界の底辺の人たちに取ったら希望の星になるわよ」

「そうゆう話は、全身がかゆくなってくるからやめよう」


そのあとたわいもない話をして解散した


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