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「僕が持っているスキルで無限収納、魔法、錬金術で武器を作るよ」
「無限収納の一部で分解、集約で作った鉄のインゴット」
目の前にインゴットを出した
「えっ、魔法?」
「スキルだよ、そして手をかざして念じながら」
<錬金術>
・脇差(部品)
目の前で鉄のインゴットが光りながら形を変えていく
そこに日本刀のようなものが現れた
「すごい!」
「刀になった!」
「脳内にあるイメージである程度のものが作れるみたい」
「そうだ弓術があるんだよね?」
「じゃあこれ自分で使おうと思ってたやつだけど」
「弓矢、ナイフと革鎧、手甲、革靴、革鞄」
「防具は一回合わせてみてから調整するよ」
「ありがとう、わたし戦えるかな?」
「戦ってもらわないと困る、レベルはある程度上げてもらうよ」
「お父さんとお母さん助けたいでしょ?」
「会いたい!助けたい!」
「じゃあ明日からは少しレベル上げをしていこう」
「この後2人にも手伝ってもらいたいことがある」
繭玉を大量に出す
「なに?これ?」
「繭玉、これで糸を作って、機織りして布を作ってみたい」
「やっぱりこの服だけだと現代人としてはまずいでしょ」
「洋服は作っておきたい」
「そうですね、イメージって言っていましたよね?」
「裁縫のスキルのおかげなのか何となく洋服作れるイメージが頭に浮かんでくる」
「ボタンなんかも木を加工して作れるイメージが浮かんできてる」
「よかった、洋服なんか僕はイメージできなかったから」
「私はインテリアなんかイメージできる」
「よかったとりあえず色々なことに挑戦していこう」
「僕はとりあえず糸紡ぎを作るよ、それと大きめのたらい」
「繭から糸紡げるんだね」
「昔、キャンプしているときに繭玉集めて帰って家で糸紡いだことがある」
「ほんと綾人のお父さんアクティブなひとだったもんね」
「父さんには感謝している」
「この世界に来ることがわかっていたかのように色々教わった」
「それじゃあ道具作るよ」
「じゃあわたしは弓の練習します」
「私は、棍棒で素振り?」
「あっ、これもう少しいい棍棒作っておいた」
「ほんとはメイスかモーニングスターを作りたいけどもう少しレベル上がったらいい武器渡すよ」
「はーい」
それじゃあ道具作りしますか
まずは枝を集約して糸紡ぎイメージして
・糸紡ぎ機
いやあぁチートだな
次は大量に手に入れた土砂を分解、集約、分解、集約
しばらく繰り返し大量の土、石、砂、粘土、腐葉土、鉄
少量の塩、油分、銀、植物の種数種
微量の、金、ミスリル
ミスリルがほんの少し手に入った何か作れるわけではないけど




