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夕方、バンクル村着いた
門衛が声をかけてきた
「おかえりなさ!」
「その卵は!」
「アントの卵ですよ!」
聞くや否や走って村の中に入っていった
「「・・・・」」
しばらくすると村長が慌ててやってきた
「君たち!アントの卵を持って来ているって!巣は?巣はどうした!」
「排除しましたよ!」
「クイーンを倒したのか!」
「クイーンも倒しましたよ」
「これでこの村も滅ばなくて済む!ありがとう!」
「あと気になっているんだが、後ろのソルジャーアントは何だ?」
「僕の従魔です」
「アントを従魔?」
「いけませんか?」
「いけないわけではないが・・・」
「はやく、バンロートルに戻りたいので馬車を出しても良いでしょうか?」
「今から戻ったら夜中になってしますぞ!」
「わかっております!」
「そうか、アントを討伐ありがとう、本当は感謝の宴を開きたいくらいなのだが仕方ないな」
楓が馬と蟻太に<ブースト>の魔法をかけ
ブヒヒヒ!
急ぎ、バンロートルに向かって馬車を走らせた
倍以上のスピードで走り、まだ城門は開いていた
「間に合った!」
門衛が
「すごいスピードで走ってきたな?そいつは何だ!」
「従魔のソルジャーアントです」
「出ていくときはいなかっただろ!」
「依頼中に従わせました」
「ちゃんと街で連れ歩くなら従魔登録をするんだぞ」
「わかりました」
町中を進んで行くとちょっと周りがざわついていた
探索者ギルドについて受付嬢に声をかけた
「すいません、討伐依頼をこなしてきました」
「今晩は、お疲れ様です、ギルド証と依頼票を提示していただけますか」
「ワークアント間引きの依頼ですね、達成は十体ですが大丈夫ですか?」
「はい、ただ巣を発見してクイーンを討伐しました!」
「は?クイーンですか!」
「とりあえず納品受付にいきましょう!」
納品受付でピーターたちがアントの卵を降ろしていた
「もしかしてあの卵もそうですか!」
「そうです、ワークアントは八十、ソルジャーアントは十、クイーンが一です」
受付嬢は少し上ずった声で
「か、解体はどうしますか?」
「お願いします、解体場に出せばいいですか?」
「し、お支払いは、明後日くらいになりますがよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です」
「ほしい部位とかはありますか?」
「すべて買い取りでいいです」
「く、クイーンもいいのですか?」
「はい、いですよ」
「わかりました」
解体場にすべで出していくとギルドの解体職員が数人で解体し始めた
「こんだけあるとやりがいがあるな!」
受付嬢が
「それではギルドホールでお待ちください、ギルド証をお返ししますので」
「わかりました」
ギルドホールで数分待ってギルド証をもらって宿に戻った




