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「そうだ勝太郎さん、僕の<地図>は共有できるんです」
「そうなのか」
<地図>
「何だ!これは!」
「ワークアント、ソルジャーアント、クイーンアントは文字が出ているが赤い点は何だ?」
「赤い点は、僕が認識していない敵対的存在か、魔物ですね!」
「それじゃ、先頭をピーター、勝太郎さん真ん中に沙夜子、楓、アンネ後ろにニールと僕で進みましょうか」
「一番近くに居る三匹を目指して進みます」
向こうが気づく距離の少し手前で
「今回はわし一人で行かせてもらえんか!」
「わかりました、お願いします!」
すると勝太郎は素早くワークアントに近づき
まず一閃抜き放ち一匹目を一刀両断、逆袈裟で二匹目の首を斬り
片手で太刀を振りかざし三匹目の顔を切り裂いた
ピーターが
「一瞬ですね、綾人さんとは違う凄みがありますね」
「この太刀使い勝手が良いな!」
「野太刀が出来るのが待ちどうしくなってきたわい!」
「なるべく早く作りますね」
「二手に分かれますか?」
「そうだな」
「楓、ニール、アンネは勝太郎さんと行動してくれ」
「沙夜子とピーターは僕と」
二手に分かれ僕たちは六匹が群れているほうへ向かった
勝太郎は森の際ではぐれている単体で徘徊している個体の掃討
しばらく歩いていき六匹が群れている側までやってきた
「行くよ!」
<ショック>
沙夜子とピーターが走り出し、止めを刺していった
そのあとも順調に討伐をして合計で四十体近くになった
「まずは順調に討伐出来たね」
「後は巣か!」
「そうですね!巣には五十体近くいますね」
「今回は、魔法で一気に殲滅しますか!」
「そんなこと出来るのか?」
「僕のストーンバレットと沙夜子のストームを合わせて砂嵐のような状況を作ります」
「それでは素材がもったいない」
「なら、巣の周りを囲って水攻め」
「そっちの方がいいかな」
「それでは、僕とアンネの土魔法で土壁を作っていきます、勝太郎さん、ピーター、沙夜子はアンネの護衛」
「囲いが出来たら僕が魔法で水を満たします」
「おぬしは、どれだけ魔力があるんだ!」
アントの巣の側までやってきた
「それじゃあ、土壁を作っていくよ」
周りを警戒しながら2mほどの土壁を作っていく
一時間ほど作業をしているとほぼ囲いは出来上がった
「あとすこしだ!」
「わたし、ほとんど魔力残っていません!」
「休んでいな!」
囲いが完成して、最後に階段部を作って土壁の上に上る
「それじゃあ、備中高松といきますか!」
<ウオーター>
ザーーー!
三十分ほど続けていると
ギャギャギャ!
巣からワークアント、ソルジャーアントが卵を抱えて這い出てきた




