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地下野営地がある場所まで戻ってきた

<クリエイトアース>

地下に続く道が出現した


すぐに地下への道をふさぎ

下に降りるなり楓が

「とりあえず、横になってください!」

エンア、ソフィアが近づいてきた

「どうしたんですか!何かあったんですか?」

「綾人さんが毒矢を受けたの」

「大丈夫なんですか!」

「すぐに回復魔法を唱えたから何とか大丈夫」

「良かったです」


楓の言葉に甘え、眠りについた


何時間寝ただろう、のどの渇きで目が覚めた

「ん、起きた」

楓が付き添ってくれたみたいだ

「おはよう、ずっと付き添ってくれたの?」

「みんなで、交代しながら付き添っていたよ」


「そっか、大分心配させちゃったね」

「あなたは、この集団の要なんだから、あまり無理しないでね」

「ちょっと、のどが渇いたから水がほしい」

「ちょっと待って」

陶器のマグカップに水を注いで差し出してくれた

「ありがと」


「お腹はすいてない?丸一日寝てたから」

「すいてる」

「ちょっと待ってて、取りに行ってくる」


そのあと簡単な食事をとりストレッチなど少し体を動かした

みんなに集まってもらった

「今回は、みんなに迷惑をかけてすまない」

「僕も含め、もう少し装備と能力を強化しないといけないと思うけど、みんなはどう思う?」

沙夜子が答えた

「そうね、あと戦う時の連携ももっと強化しないと対人戦だと苦戦してしまうね」

「あと、前衛で戦えるのが綾人とピーターしかいないのは今後もっときつくなるんじゃない」

ニールが答える

「おれが、もっと戦えるようになればいけませんよね!」


「もう少し、全体のレベルを上げなきゃいけないね、バンロートルの近くにはダンジョンはあるのかな?」

ピーターが答える

「確かになかったと思います、ただ東北方面にオークが治める渓谷があるそうです」

「よし!バンロートルに少し滞在してオークとの戦いでレベル上げをしよう!」

「ただ、まずは盗賊たちだ」

「あと六十人ほど残っている、たぶんこれ以上は偵察なんかもあまり出さないんじゃないかと思う」

「一回、やり過ごしてバンロートルに向かうか、このまま殲滅するまで戦うか」

沙夜子が答える

「私は、このまま盗賊団を倒してもらいたい」

アンネが恐る恐る答える

「わたしも、沙夜子さんに賛成です」

「わたしたちの村でも何度か盗賊に襲われて、それでわたしたちは村が立ち行かなくなり奴隷として売られたので」

「エンア、イダ、ソフィアはどう?」

イダが答える

「わたしたちの村は、比較的安全だったけど、盗賊と魔物の脅威をいつもかんじていました」

「だから、このまま盗賊団は倒しておきたいと思います」


「わかった、娘たちはここに待機してもらってみんなで盗賊団の砦を攻める」

「少し考えがある、ただ少し無理をする!」


沙夜子が

「無理って、なに!」

「やってみないとわからないけど砦全体に最大級のスリープクラウドを使う」

「そのあと抵抗した者たちにショックで限りなく行動不能に」

「それでもたぶん何人かは抵抗すると思う」

「そこで突撃して拉致されている人の救出って感じ」

「六十人も一気に眠らせられるの?」

「やったことないからわからないけど、やるしかない」

「その間、僕をみんなで守ってほしい、どうなるかわからないから」

沙夜子がみんなを見回し

「わかった、その作戦で」


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