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最後の夜番で朝日が出てくるのを待った


櫓の下から沙夜子が挨拶をしてきた

「おはよう!みんな起きてきたから降りてきて、少し仮眠したら!」

「わかった、今下りる!」


櫓を下りていき長屋で仮眠をした

一時間ほどかみんをさせてもらうと、イダが起こしに来てくれた

「朝食来ましたよ!」

「ん、ありがとう」

「顔を洗う水桶も持ってきたから、そこに置いておくね」

楓が答える

「ありがとう」


ピーターとニールが外のたき火の前で朝食を食べていた

ピーターがまたも肉をほおばりながら

「ほはよう、ぼざいます!」

「おはよう、今日もよろしく」

「今日はどこまで行くんですか!」

「んー、ここから二刻ほど進んだところに百人ほどの盗賊たちの側を通るから、遭遇するところによるかな」

「盗賊たち次第で対応を考える」

「娘たちはどうします?」

「守りながら、戦えないし、途中で砦を作ってそこに居てもらうしかないかな」


昼食を食べ終え、身支度を整えて、馬車を門の所に準備をした

「それじゃあ行くよ」


バンロートルに向け馬車を進める

二時間ほど進んだところで一回休憩することにした

「ピーター、沙夜子ちょっといいかな?」

「はい」

「ここから西の林を進んで小高い丘の手前に盗賊団の砦らしきものがある」

「どうするんですか?」

「んー、ここに地下砦を作って娘たちを匿い盗賊団を殲滅したい」

「百人ぐらい、いるんですよね?」

「そのくらいなんじゃないかな」

「砦をこのまま直接攻めるか、つり出しをして数を減らしてから攻めるか迷っている」

沙夜子が

「囚われている人がいなければ、このまま魔法で殲滅してもいいんだろうけどね!」

「一回、僕、沙夜子、楓で魔法攻撃してみるか?」

「でもつり出し?の方がいいのかな?」

「とりあえずここに地下砦を作って様子をみよう!」

地下に、ちょっと広いホールを作り娘たちと馬を避難させそこの上に土壁で囲って矢倉を築き

盗賊団が動き出すのを待った


小一時間ほど待つと、砦から六人ほどの集団がこちら側と、反対側に二集団が動き出した

矢倉にいるイダ、エンアに声をかけて

「盗賊団が動き出した!こちらに六人ほど向かってくる!僕と沙夜子とピーターで迎え撃つ!」

「はい!わかりました!」


馬三頭を連れだして槍を装備し

「沙夜子!ピーター!行くぞ!」

動き出した盗賊団に向けて走り出した


馬にまたがりながら

「まずは様子をみてから盗賊ならば躊躇なくヤル!」


声が届く範囲まで近づいてきたので

「いったんとまって!」


相手側から

「お前たちはなにもんだ!金目の物を置いていくなら見逃してやる!」


「やっぱり盗賊だな、沙夜子!」

<ショック>

沙夜子が

「<サンダーボルト>」

六人のうち三人を倒した


僕は一人に向かって槍を投擲して

シュッ! ガシュッ!

盗賊の胸を貫いた

僕の横をピーター走りぬけ、盗賊を殴り倒した

最後の一人を沙夜子が

「<スリープクラウド>」


盗賊は、馬からずりおちた


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