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夢は叶うよ

私は、今年入学したばかりの高校一年生、初めての電車通学ワクワク、ドキドキ朝は、すごく混んでいて「もみくちゃ」すごく嫌い、でも、すっごく出会いもありそう、「あの人会社員かなあ、かっこいい

大学生だったら、いけるかな?会社員だったら、無理、おっさんは、勘弁?だな」そんな事ばかり考えながらの、毎日だった。帰りの電車の中斜め前で、カップルが、手をつなぎ寝ている姿を見て「あの二人すごく可愛いな」男の子は、バンドをしているのか、ギター?を持って、女の子は全身黒でミニでブーツ「いいなあ」て思っていたら、私の横には、おっさん「勘弁してよ、ん?なんだろう?」ミミズが、はいずっている様な感触「ん、おっさん?痴漢?」初めてで、声が、出せない、出したとしても、カップルと遠い所にOLが居るだけ「どうしよう」手が下にゆっくり、スカート中、私が何も言えない事を知ったおっさんは、過激になってきた。「あっ」カップルが、降りてしまった。パンツの上「モウダメ」私は立ち上がり「ズトン」後ろからスカートをめくり上げられおっさんの膝の上に、耳元でおっさんは「少しだから黙れ」とつぶやいた。怖くて、怖くて私は、黙った。ブラウスの中に手が、ブラジャーの中にも、「痛い」すごく強く紋できた。もうだめ、電車が止まり、急いで降りた。「ハア、ハア」ドキドキしてる。誰も居ない無人駅、「怖いよ」涙が止まらない。「来ないで、誰か来ないで」

と祈った。遠くから、明かりがホッした。電車に乗った、そこには、さっき居たカップルの男の子が、いた。さっきは、眠っていたから分からなかったけど、「カッコイイ、すごっく安心して、ホッとする、」電車を降りた後、あの男の子が、頭から離れない、「好き?になちゃたでももう会えないだろうな」と思った瞬間、空を見上げ「もう一度会わせてください」と毎晩空を見上げた。それから一週間くらいたって「居た、会えた」でも何も出来ない、「会えただけ、幸せだな」それから、たまに、電車が一緒になる機械がふえ、「毎日、空を見上げたおかげかな」と思うようになり、「お願いどおしても彼と付き合いたいです」と空を見上げる様になった。毎日、毎日「彼が、私を好きになって」、色々なお願いをした。ある日、学校の帰り道「あっ、おっさんヤダ、どうしよう」それから、彼が、電車に乗って来た。おっさんは、私に、きずいて、横に座った。彼は、少し離れた場所、「来た」手が、「恥ずかしいよお」下を向くしかない、すると、「おっさん」おっさんは、彼に手を捕まれ、停車駅に降りた。

私も、急いで降りた、おっさんは、何度か、痴漢で捕まった事があり「もう大丈夫だよ」彼がそういってくれた。彼と二人「何話そう、今なのに」何をしゃっべていいのかわからない。「沈黙だあ」その時彼が言った。「いやな事は、イヤはっきり言わないと、はっきり口にしないと人には、伝わらないぞ」

「エッ怒ってる?私怒られている嬉しい」彼は、空を見上げ「きれいだな、今日の空は」彼も毎日空を見ていた。「一番綺麗な空、教えてやるよ。海の砂浜、寝転んで見る空は最高夜なのにすっごく明るくて暖かいんだ、俺を照らしてくれる、月も星もその時雪が、落ちてきたら、願いが叶うんだ」と話してくれた。「気をつけて、帰れよ、またな」「またな?て言われた?」名前も連絡先もわからない「またなってなんだろう」でもウキウキしながら、帰宅した。その後、彼とは、会う事がなく、時が流れた。いつもいつも考えてしまうのは、彼の事ばかり、その日は、「空を毎日、毎日見上げてお願いしているのに、なぜ会えないの、お願いしてるのに」と怒ってしまった。罰があたったのか、次の日学校の帰りの電車の中「あっ、またおっさん」また横にまた手がきた。彼が、言ってくれた言葉を思い出し、すっごくすっごく勇気をだして「やめて、いい加減にして」おっさんは走って逃げて行った。恥ずかしい、

ドキドキ心臓が止まってしまうそう思うと涙が、一人で泣いた。彼が、話してくれた海の事を思い出し海に向かった。「彼に会いたい、彼に会いたい」呪文を唱えるかの様にそれだけを思った。海に着いた辺りを見渡しても誰もいない「居るわけないか」寒い中砂浜で寝転んで空を見上げた。「すごい、」星が浮いて月が私に寄って来る様だった。「彼に、会わせてお願い」私は、願った。すると、「冷たい、雪?雪だ」感動「遅いぞ」かすかに聞こえた。首を上げて見てみると顔が雪でぼんやり「彼だ」立ち上がり「遅い、ずーと待ってたんだぞ」私は、走って彼の胸に飛び込んだ「会いたかった」彼は、「なっ、叶うだろ、お前の声聞こえたぞ」二人は朝日を眺め「これからは、二人で空を見上げような」と誓った。

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