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先生、恋人になりませんか?!  作者: 雨宮雨霧


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だらだらな冬休み

だらだらとテレビを見てだらだらとネットを見てだらだらとしている日々。学校始まらないで一生お正月でいいよ。

「いつまでだらだらしてるの。」

「一生してます。」

「そろそろ生活リズム正さないと。」

真面目な先生。私は別に真面目ではない。真面目そうに見える不真面目だ。どこかの主人公とは違う。

「年末に掃除したのにぐちゃぐちゃになったね。」

「まぁ、困らないしいいじゃないですか。」

完全にだらだらモードな早瀬です。やる気ゼロ。元々こういう人間だった。人間以下の人間だった。そういう人なんですごめんね先生お許しください。

「動いてないから足凍ってるよ。」

「動きたくないです。」

先生にもらったひざ掛けを愛用しておりますが足は氷のように冷たいです。血行が悪すぎる。運動したくない、体育の先生の前でだらだらしてるのやばいけど動きたくない。

「散歩でもしよ?」

「えぇ。」

無理矢理外に連れ出された寒すぎる。太陽眩しい寒い帰りたい。

「散歩くらいしないと学校行く体力なくなるでしょ。」

「行きたくないです。」

「私も仕事行きたくない。」

学校も仕事も私はしたくないですずっと家に引きこもっていたい。ずっと先生とゴロゴロしたい。

「寒いですね。」

「走る?」

「無理です。」

ずっとだらだらしてるのに急に走ったら怪我する。その自信がある。まって先生走りだしたんだけど元気すぎだろ待ってくれ。

「先生、待ってください!」

「走れるじゃん、頑張れ。」

スパルタだな先生。待ってって言ってるのに逃げられるんだけど。疲れた!もう無理!

「無理です先生疲れました。」

「運動できたでしょ?よかったじゃん。」

別になにもよくないけどまぁいい、よかったことにしておこう。先生と走れたの楽しかったし先生好きだからなんでもいいや。

「いい天気だね。」

「よすぎるくらいです。」

雲は多少あるが青空が広がっている。日差しが温い。お昼寝日和だな。日向ぼっこしながらお昼寝するか。

「叶寝ないでよ?流石に風邪引くよ。」

「えー、眠いのに。」

日差しは温いが風は冷たい。たしかに風邪を引くかもしれない。寝たかった、残念。どこでも寝ようとしてる私もしかしてやばい?寝たいじゃん、仕方ないじゃん。ね?

「家帰ってから寝なさい。」

「はい…」

家に帰ったら眠くなくなる不思議。全然ネット見てますなんで?細かいこと気にしていたらキリがないから気にしないでいいよ。私も気にしないから。

「寝ないの?私寝るけど。」

「寝ます寝ます。」

先生と一緒なら寝ます寝ないわけないじゃん。先生大好き一緒に冬眠しよう。ずっと一緒に寝よう。夢の中でもずっと一緒に居よう。

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