ちゃんとお留守番します
お留守番二日目。先生居ないと起きれませんおやすみなさい。
二度寝すると電話が鳴り響いた。先生だなこれ、電話切ってはかけてくるのやめて睡眠妨害だよ。
「おはようございません。」
「起きろ。」
電話ができない状況なのに何回も電話かけてこなくていいよ。いつかは起きるから、夜とかに。重い身体を起こせないのでベッドから墜落して這いつくばって部屋を出る。いつも先生に起こしてもらっているからこうするしかない。
先生、お着替えしますね!先生のご褒美になるようにちゃんと見せつけますから。自分でもこんなことしていいのかと思うけど。思うけど!やってしまったからには後戻りできない。時間が巻き戻るなら話は別だが。絶食が続くと身体は軽いけど重い。どっちだよって感じだね。
今日も学校に行く前に勉強する。えらすぎ天才。理解できているようでできていないから意味あるのか分からないけどやればできる。と思ってるけどできないものはできない。
その後は昨日と同じ。先生にはカメラの前で脱ぐなと言われた。あれサービスなのに。いつもお世話になってるからたまには恩返しをしないと。
お留守番三日目。今日やっと先生が帰ってくる。やっとだもう本当に長かった。気合い入れて料理するんだぜ。今日は土曜だから学校ないしダラダラしちゃうもんね。寝溜めしよっと。おやすみなさい!
気付けばお昼を過ぎていた。まだ寝れるけどそろそろ起きないと。一応まだ監視されてるし。LINEに起きろって十件くらい来てる面白い。料理しようって思ったけどなに作ろう?冷蔵庫なにもないし買いに行かないと。先生なに食べたいかな、疲れを癒せるものってなに。うーん…
安売りしていたものを買ってきた。さてなにを生成しようか。献立考えるの面倒だし分からないしどうしよう。右手はパーで右手もパーで頭抱えてますなに作れっていうんだよ。
肉焼いて野菜炒めて味噌汁でも作ればいいか。そうしようそうしよう。お肉に味付けしておいて野菜切っておいて味噌汁作っておこう。
よし、先生が帰ってきたら焼こう。夜までなにしようかなー、勉強してやるか。勉強は嫌いだし解けなかったら死にたくなるけど解けたら嬉しいけど勉強は好きになれない。夜までがんばってやる。
「ただいま。」
「おかえりなさい!」
先生帰ってきたうれしい天国。先生が帰ってきたら家の中明るくなるなやっぱりなんでだろう。
「疲れた。」
先生はそう言って私に抱きついてきた。いやまてどういう状況?
「先生、ご飯もう少しで作り終わるので待っててください。」
「しばらくこのままで。」
えーしばらく抱きつかれたままって私昇天してしまう。幸せだな、こんな幸せでいいんだろうか。先生、案外甘えん坊だったんですね。かわいい。
「そろそろご飯に。」
「このままで。」
二十分くらい抱きつかれていた。よっぽど疲れたんだろうな。頭撫でたら子どもみたいな反応してくれてもう尊死。好きだ先生結婚しよう。
「美味しい、やっぱり叶のご飯が一番美味しいよ。」
「一生先生のためにご飯作りますね。」
美味しいって言ってくれるのがうれしいです先生大好きです。結婚しましょう。




