表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

第二話  姉の夫

お読みいただきありがとうございます!よろしくお願いします。

 今日はお泊まりのため、子供たちは和室に敷いた布団に雑魚寝状態で就寝。子供たちが寝た後は大人の時間の始まりで、ダイニングテーブルの上にスナック菓子を広げ、ビールをコップに注ぎながら、職場の愚痴とか夫の愚痴とか、たわいもない事を話していたら、

「マミちゃん、私ね、離婚しようかなって考えることが最近多くなっているの」

 と、突然姉がそんなことを言い出した。


「あのね、貴文さん、阪神淡路大震災の被災者だったでしょう?」

「うん・・・」

 姉の旦那さんは阪神淡路大震災の被災者で、あの大地震の時にご両親が揃って亡くなられて苦労された人だった。


「それで、今でも地震が起きたっていうと、泊まりがけでボランティアに行くこともあるんだけど・・」

「はっは〜ん、もしかして貴文さん、浮気したの?同じくボランティアで訪れた若い子と良い雰囲気になって浮気しちゃったのかな?」


 なにしろ一流企業に勤めている上に、熱心にボランティアに参加する人徳者でもあるわけで、貴文さんもクラクラ〜、若い子もクラクラ〜とかあるかもしれない。私が義理の兄と若い女性の不倫現場を妄想していると、

「その方が良かったかも・・」

 と、姉は言いながら自分の顔を手で覆ったのだった。


「え?不倫の方が良かったの?私は不倫の方が何よりも嫌だけど」

「あのね、これからマミちゃんにちょっとだけ怖い話をするけれど、見捨てないで最後まで聞いてくれる?」

「えっと〜」


 私よりも遥かに頭が良い姉は、一流大学に進学し、一流企業に就職し、同じ職場の貴文さんと結婚したことになるんだけど・・そんな姉がする怖い話とは一体なんなのだろうか?


ここまでお読み頂きありがとうございます!

モチベーションの維持にも繋がります。

もし宜しければ

☆☆☆☆☆ いいね 感想 ブックマーク登録

よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ