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黒羊  作者: 七西 誠
8/41

8 松井部長がやってきた…

閲覧注意!!

BLです。昔youtubeであげていたストーリを文字にしてみました。


#溺愛 #執事


8 松井部長がやってきた・・・


会社に着くと、松井部長が待っていた。


「あっ・・桜田社長、お待ちしておりました。アポもなく申し訳ありません・・。」

「新開発中の商品の、試作品が出来上がりましたので・・まずは桜田社長にと。」


仕事の話は、さっさと済ませ、ここからが本題。 (松井にとっては、だけど…。)


「ところで桜田社長。執事の佐藤氏の事ですが、やはり本物の伝説の執事の様ですね。」


「へぇ、そうなんですか?まぁ面白い奴ではありますが、車の運転も出来ませんよ?」

・・・・朝も寝坊するし。と心の中で付け加える。


「・・・桜田社長にとって、あの執事が特別じゃないのであれば・・・

 その・・・私に譲ってもらう訳には・・・」


「今はまだ、特別・・・とまでは・・・即答出来かねます。

 検討して、明後日にでも返答します。それで宜しいでしょうか?・・それにしても何故、家の佐藤に

 そこまで?」


「一目惚れです!!!」


「・・・そうですか。ではまた、明後日に。」




「佐藤、今日の仕事は早く終わるぞ。帰ってダンスの練習をしよう。」


「承知いたしましたが、夕飯はどのように致しましょうか?」


「そうだな・・・我が儘を言って良い?」


「なんなりと。」


「私も、佐藤と美作と小林と・・飲み会がしたい。」


「では、そのように手配致します。飲み会は、ダンスの練習の後で・・・」


「やったー。早く帰ろう。乗って乗って。」



2人は早めの時間に家に到着。

「さぁ、早速練習を始めますよ。」


「待って・・・何でスキーウェアなの?」


「この格好でしたら、こそばがりの私でも大丈夫ですから。」


「それは、そうだけど・・・」


一応は踊ってはみたものの・・・

「これじゃ無理だ。練習にならない~。スキーウェアは、脱いで!!」


強引に脱がしながら、桜田は佐藤の肩に頭を付けた。


「何かありましたか?」


「うん。暖かくて心地良いので、もう少しこのままで・・・。」


桜田の頭の中は、混乱していた。昼間の松井部長の台詞が甦る。

佐藤は何かが違う・・・?一体何が?・・今までの執事の方が仕事は出来ていたけど・・・


長椅子に横になりながら、佐藤に膝枕をして貰う。

「5分だけですからね。特別サービスですよ。」

・・・・癒やされてる・・・・



「はい。5分終了。さぁ、皆が待ってますよ。」


「うん。行こうか。」





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