元聖騎士ウゴー
奴隷の契約ってなんだ?
久紫は素朴な疑問を聞いてみた。
奴隷の契約は魔術で人を従わせる事が出来る言わば呪だ。
俺は北のアスラ連合国の兵士だった。
イスラン王国が突然戦争をふっかけて来た
ウゴーは怒りが込み上げて来るように語った。
突然俺が住んで居た町は戦場とかした。
俺は北の国ではそこそこ有名な騎士でそれなりの地位もあったが、
当然奴らに襲われて俺達は頑張って応戦したが、あいつらの勢いは止まらず国の3分の1が奴らに占領された。
そこで国は敗戦を宣言し残りの国民を優先した。
俺はイスラン国から、警戒されてたが故に反乱させない為に相手の取り引きの材料として奴隷にされた。それなが4年前の話だ。
じゃぁ何か?何もしてないのに奴隷にされて虐待されてたのか?
久紫はイスラン王国の恨みが更に増えて行くのを感じた。
薄ら久紫の周りに黒いオーラみたいなのが出ていたのは、この暗い洞窟では誰もまだ気が付かなかった。
それでお前達は何をしてこうなった?
ウゴーの質問に俺は一瞬考えた。異世界から来たと伝えても大丈夫なのか?
だがこの世界で今の所話せる相手はウゴーだけ、久紫は正直に話した。
それは本当か?
ウゴーが驚愕の顔していた。
あぁ俺達はこの国に勝手に呼ばれて殺されかてた。
ウゴーは突然語り出した。