現状報告2022/3/12
前回の報告から3か月。
年が明けてからインフレ懸念だとかで株価は冴えなかったのですよ。
何故にそんな事が懸念され始めたかというと、2020年のコロナショック時に企業を潰させない&庶民の生活を守る為に給付金などをばら撒いたツケが回って来たからという事らしいね。
オイラの感覚的に雑に説明すると。
①コロナ大流行
②多くの企業が休業。株価が暴落。特に飲食、観光、航空、エンタメは大ダメージ。
③未曾有のリストラ発生。
④各国中央銀行が応急手当として、倒産させない為に社債の購入&実質無利子で融資。
⑤各国の政府がリストラ民&休業者救済で給付金をばら撒く。
⑥普通に働くよりも給付金貰ってた方が楽に生活できる人が発生。
⑦働きたくないでござる民が大発生。
⑧経済再開しようにも求人出しても人が来ない。
⑨人件費の高騰、物価も上昇。
⑩支出が増すことでござる民も働かざるを得なくなる。
⑪給料が物価の上昇に追いつけなくなる。
⑫消費が落ち込み、企業の業績が悪くなる。
⑬不況到来。
これは物凄く雑な例だけれども。
日本ではそんな簡単にリストラ出来ないので共感できる部分は少ないのかも知れないけれども、欧米、特にアメリカ市場ではこういう流れが意識されてたっぽい。
意識されてたというのは実際には⑩までは起きてたっぽいのだけれども、⑪~⑬はまだ起きてはない感じ。
勿論、国もそんな状況を座視する訳もなく手を打とうとしている訳で。
それが金融緩和の終了&利上げという事らしいね。
危機は凌いだし、借りたもん勝ちな状況は終わらせるから、健全な運営&投資をしなさい的な方針転換かな。
当然そんな状況を投資家達も座視している訳もなく。
実際に起きてなくても起きそうなら先手を打つのが投資家というものらしいね。
それで利益を出せるのは極一部の敏腕な人だけで大半の人は敏腕な人の養分になるっぽいのだけれども。
なので市場は半年から一年ほど先どりすると言われてたりするっぽい。
金融緩和における相場の上昇ってのは3~5年くらいは続くものという認識で株価は上昇していた訳で。
実際にリーマンショックの時もそんな感じだったらしいしね。
それが一年以上も早く終わってしまうとなれば、当然株価にも反映されちゃう訳ですよ。
ただ、それが落ち着けば今度は実際に業績の良い企業が成長する健全な環境になって株価は復活するだろうという雰囲気があったのですよな。
ロシアのウクライナ侵攻が発生するまでは。
マジで一気に雰囲気が変わりましたな。
今では投資に関する楽観的な意見はほぼ見なくなりましたわ。
ロシアとウクライナってば世界でも屈指の原油や小麦などの輸出国だったりするっぽい。
現状でもガソリン価格はヤバイってのに更にドン!
来年以降の小麦製品の高騰もほぼ確実な状況な訳で。
お米に頼れる日本はまだマシなのかも知れないけれども、野菜を作る肥料である塩化カリ鉱石もロシアやベラルーシ辺りが結構なシェアを持っているらしくて、野菜の高騰もめっさあり得るっぽいのですよな。
結果、何が起きるかというと所謂ところの悪いインフレ。
スタグフレーションってやつっぽい。
収入は増えないけれども、物価だけが上昇するやつ。
因みにポテチが値段据え置きで中身が徐々に減って行ってるのもスタグフレーションらしい。
更にロシアから撤退する企業が続出してるし、業績にも確実に響きそう。
通常の不況なら金融緩和やら利下げで対応出来るのだろうけれども、過度のインフレを防ぐ為の利上げなのでそれが出来ないっぽいのですよな。
インフレ対策は出来るけれども、不況への対策は手段がないって事が戦争勃発以降の流れっぽい。
さっきも書いたけれども、市場は半年から1年先を反映するっぽいのだけれども、現状では戦争がどうなるのかさっぱり分からないのですよな。
具体的な結末が見えない限りは暫くはダメっぽい予感。
そんな訳で、絶賛不調中なオイラのつみたてNISA状況は。
総投資額1500100円に対し、評価額は2118616円也!
(´・ω・`)ショボーン
投資額は10万円ほど増えてるのに評価額は前回よりも減っております。
しかしながら見据えるのは20年後。
それまでには復活していると信じてこれからも続けていく所存でありますよっと。