3話 アインシュタインさんは言いました。※多分言ってない
今回はちょっとした余談回。
投資に関して調べると必ず利回りとか年率リターンとか複利についての話が必ず出てくる。
複利ってのがあるくらいだから単利ってのもある。
単利の場合は100万円に年に10%の利息が付くとして10万円増える。
次の年もまた100万円に対して10万円増える感じで120万円。
毎年10万円ずつ増える感じ。
対する複利は初年こそ100万円に10円の利息が付いて110万円と同じ。
しかし翌年には110万円に10%の利息なので121万円になるっぽい。
何だたったの1万円かよって思うかも知れない。
でも10年も経つと。
単利200万円
複利約260万円
更に20年後は。
単利300万円
複利627万円
50年後ともなると。
単利600万円
複利11739万円
そして100年後。
単利1100万円
複利137億8000万円。
Σ(・ω・ノ)ノ!
洒落にならんくらいの差がついてる。
100年とか正直ちょっとやり過ぎた感はあるけども、複利の効果は伝わったと思う。
複利ヤバイ。マジヤバイっ。
基本的に元本そのものは増減しないのが単利。
単利の例を挙げるなら定期預金かな。
投資関連だと国債や社債といった債券の利回り〇%ってのも大抵単利。
元本に対して決められた利率の利息がつく感じ。
複利の例を挙げると普通預金。
投信や株式投資で出てくる年率リターンもこれ。
時間を経るにつれ元本そのものも増減するよ。
借金の利息も大抵は複利だったりする。
払うよりも増える方が早いとあっという間にエンドレスエイトを視聴するのよりもしんどい支払い地獄に陥る訳ですな。
月々2万円の返済でOK!とかいう所謂ところのリボ払いは、少しでも返済期間を長引かせて複利パワーでより多くのお金を巻き上げたいだけという悪魔のトラップだからね。
基本的に住宅ローンや自動車ローンは良心的な利息だけれども、カードローンとかは10%以上の利息も余裕であるのでマジでご利用は御計画的に。
借金払い続けて20年、安心の信頼と実績を誇るオイラが言うのだから間違いない。
かの有名な『アインシュタインさん』も『複利は人類最大の発明ある』と言ったという話もあるくらいだよ。
でもこれは実際には言ってなさげ。
調べてみたけれども、確認出来た中で一番古い記事でもその数年前には鬼籍に入ってたっぽい。
でも、多くの投資家がそれを信じちゃうくらいには複利ってすげーしヤバイって話ですよな。
余談ついでにも一つ。
投資関連で色々と検索してると月利〇%!とかいう投資広告が出てきたりするけれども。
ないから。
詐欺ですわ。
最近話題になってる倒産しそうな中国の大手不動産会社の社債が年利15%くらい。
それでも倒産しそうなのに、月利〇%!だなんて旨い話がある訳ないよ。
そもそもそんなに儲かるなら、わざわざ他人からお金を集める必要もないからね。
本当に気を付けて。
次回はいよいよつみたてNISAを始めてみよう回ですぞぃ。